AI予想で馬連の点数は何点がいいか。私のAIの印で◎から流すと、3点の回収率は103.6%、5番手の馬まで広げた4点は91.4%でした(2026年2〜9月・1,748レース)。
こんにちは、横けんです。毎週150万円を自分のお金で馬券に使いながら、競馬予想のAIを自分で作っています。
AI予想で馬連の点数は何点がいい?(要点)
- AI予想の印で馬連を◎から流すと、3点(◎-○▲△)の回収率は103.6%、5番手の馬(私の印の×)まで広げた4点は91.4%でした(2026年2月15日〜9月27日・1,748レース・1点100円)。ただし3点の103.6%も、偶然でぶれうる範囲(95%区間)は83.8〜125.5%で、100%を超えるかはまだ分かりません。
- AI予想の馬連で3点と4点の差が偶然かを確かめる計算(同じレースを無作為に2万回選び直す)では、2万回のうち99.8%で3点の回収率が4点を上回りました(2026年2月15日〜9月27日・1,748レース)。
- AI予想の馬連の1点(◎-○)は118.2%、2点(◎-○▲)は111.2%でしたが、1点・2点・3点のどれが上かは、まだ偶然の範囲を出ていません(2026年2月15日〜9月27日・1,748レース)。
- AI予想の馬連で4点目に下がるのは、◎-5番手の組み合わせだけを買った場合の回収率が54.6%と低いためです(2026年2月15日〜9月27日・1,748レース)。
- 私が実際に買った馬連では、2点までのレースの回収率が52.9%(2026年1月4日〜9月13日・72レース)でしたが、予想した全レースでは点数を絞る買い方そのものが悪いという結果は出ていません。
この記事の「AI予想」は、私の競馬予想AIが付けた印(最終的に決定した印)で、◎を軸に相手を流して買った場合のことです。
▶ 私が毎週150万円を賭けながら3年かけて作った競馬予想AIの全体像は、「競馬予想AIの作り方・完全ガイド」に最初から順にまとめています。
馬連を買うとき、1レースに何点買っていますか?
「ここは堅いから2頭で決め打ち」「迷うから何点か流す」。点数の決め方は人それぞれだと思います。
最初に、私が実際に買った馬連だけで点数ごとに集計したところ、1レースに2点までしか買わなかったレースの回収率は52.9%でした。ただ、自分が買ったレースだけでは数が少なく、たまたま運が悪かっただけの可能性もあります。
そこで、買ったかどうかに関係なく、私が予想した全レース(1,748レース)で測り直しました。どのレースも、◎を軸にして○、▲、△、5番手の馬の順に相手を1頭ずつ足した馬連の流しを、1点100円で買ったことにして、点数ごとの回収率を出しています。
ワイドについては、別の記事で同じように測り直しています。
▶ ワイドの点数はAI予想で何点?|3点までほぼ同じ・5番手で下がる
言葉の意味(馬連・流し・点数・印・回収率)
この記事で使う言葉の意味をはっきり決めます。
馬連(うまれん)は、1着と2着に入る2頭を、着順を問わずに当てる馬券です。
流しは、1頭を軸(必ず買い目に入れる馬)に決めて、ほかの何頭かと組み合わせる買い方です。この記事では、◎を軸にしています。
点数は、1つのレースで買った買い目の数です。「1番と5番」の1通りだけなら1点、「1番から3頭へ流す」なら3点です。
印は、私が予想で付ける記号です。評価の高い順に◎(本命)、○(対抗)、▲、△、×と付けています。この記事では、私の印で5番手にあたる×の馬を「5番手の馬」と呼びます。
回収率は、買ったお金に対して、払い戻しで戻ってきたお金の割合です。100%を超えればプラス、下回ればマイナスです。
AI予想の印で、馬連をどう買ったと仮定したか
集計に使ったのは、2026年2月15日から9月27日までに私が予想したレースです。印は、最終的に決定した印を使いました。
- 1点:◎-○
- 2点:◎-○、◎-▲
- 3点:◎-○、◎-▲、◎-△
- 4点:◎-○、◎-▲、◎-△、◎-5番手
どの買い方も1点100円です。4つの買い方を同じレースで比べるために、◎○▲△と5番手の馬まで、5頭に印がそろったレースだけを使いました。予想した1,938レースのうち、印が5頭にそろわなかった185レース(頭数が少なく、5番手の馬まで印が付かなかったレースなど)と、同じ印が2頭に付いていた5レースを除いた1,748レースです。
出走取消で成立しなかった買い目は購入から外し、レースの途中で競走を中止した馬がからむ買い目は外れとして数えています。払戻はJRAの確定配当です。
AI予想で馬連は何点買う?5番手の馬まで広げると回収率は下がった
下の表が、予想した全レースで点数ごとに集計した結果です。

▲ 私が予想した全レースで、1点あたり100円ずつ、◎から○、▲、△、5番手の馬の順に相手を1頭ずつ足した馬連の流しを買ったことにした場合の、点数ごとの的中率・回収率です。的中率は、買い目のどれか1つでも当たったレースの割合です。95%区間は、偶然でどこまで上下しうるかの範囲です。
いちばんはっきりしているのは、3点から4点にしたところです。回収率は103.6%から91.4%に下がりました。
この差が偶然かどうかも確かめました。同じレースを無作為に選び直して2万回集計し直し、何回同じ結論になるかを数える方法(ブートストラップと呼ばれる計算です)です。
- 2万回選び直すと、99.8%の回で、3点のほうが4点より回収率が上でした。
- 一方、1点と3点を比べると、1点のほうが上だった回は82.6%にとどまりました。2点と3点では84.1%、1点と2点では69.5%です。1点・2点・3点の順番は、まだはっきりとは決まっていません。
なお、的中率は点数を広げるほど上がります。1点は7.0%、3点は16.6%、4点は19.8%でした。
また、1点から3点の回収率が100%を超えているかどうかも、まだ偶然の範囲を出ていません。3点の95%区間は83.8〜125.5%、1点は84.4〜158.2%で、どちらも100%を下回る側まで入っています。
なぜ5番手の馬で下がる?◎-5番手の組み合わせが弱いから
なぜ4点目で下がるのか。◎と各印の馬の組み合わせを、1点ずつ単独で買った場合の馬連の回収率を並べると、理由が見えます。
- ◎-○:118.2%
- ◎-▲:104.4%
- ◎-△:88.7%
- ◎-5番手:54.6%
◎-5番手の組み合わせだけが大きく低くなっています。参考までに、どのレースでも全部の組み合わせを100円ずつ買った場合の馬連の回収率は59.9%でした。◎-5番手は、この全部買いより低いくらいです。4点目を足すと、この弱い1点が混ざるので、全体の回収率が下がります。
時期や月で分けても同じ?4点目で下がる向きはほぼ同じ
時期によって結果が逆になるなら、それは偶然のしわざかもしれません。そこで、予想したレースを2月15日〜4月(599レース)と5月〜9月27日(1,149レース)の2つの時期に分け、さらに月ごとにも確かめました。

▲ 予想した全レースを、前半・後半と月ごとに分けて、馬連の3点と4点の回収率を並べたものです。
- 前半は3点81.6%・4点69.7%、後半は3点115.1%・4点102.7%で、どちらの時期でも4点のほうが低くなりました。前半だけ、後半だけでそれぞれ2万回選び直しても、3点のほうが上だった回は99.9%と97.9%でした。
- 月ごとでは、8か月中7か月で3点のほうが高くなりました。逆だったのは8月だけです(3点56.6%・4点69.6%)。
一方、1点から3点の順番は、時期で入れ替わります。前半では2点(91.4%)がいちばん高く、1点は82.4%でした。後半では1点が136.9%でいちばん高くなっています。1点は、当たった122回のうち配当の高い上から10回だけで払戻の42.8%を占めていて、高い配当が何回来るかで大きく動く数字です。ここからも、1点〜3点の細かい順番を決めるには、まだ記録が足りないことが分かります。
実際に買ったレースでは、2点までの勝負が5割台だった
最初に集計した、私が実際に買った馬連の数字も載せておきます。使ったのは、競馬ソフトのTARGETから投票した今年の記録(1月4日〜9月13日)で、全レースの集計とは期間が少しずれています。こちらは印ではなく、実際に買った買い目の数で点数を数えています(同じ組み合わせをあとから買い足したときも1点と数えています)。

▲ 私が今年TARGETから投票した馬連の記録を、1レースに買った点数ごとに集計した表です。レース数が10未満の行は、偶然の上下が大きい行です。
- 1点:55レース・670,000円で回収率54.9%/2点:17レース・222,600円で回収率46.9%
- 2点まで:72レース・回収率52.9%/3点以上:274レース・回収率85.6%
- このうち、2点までで1レース2万円以上入れたレースは22レース・回収率39.8%でした(22レースと少ない数です)。
予想した全レースでは、点数を絞った買い方そのものが悪いという結果は出ませんでした。実際に買ったレースで2点までの負けが大きかったのが、運の悪さなのか、レースの選び方なのかは、この記録だけでは分けられません。
9月の4日開催では、2頭を選ぶ馬券で勝負した
9月19日(土)から22日(火)までは、祝日と台風の影響で、中央競馬が4日続けて開催されました。この4日開催で、私は2頭の馬券を使いました。そのときの週の記事に書いた言葉を、そのまま載せます(「見」は「ケン」と読み、買わずに見送ることです。「2頭の馬券」は、馬連やワイドのように2頭を選ぶ馬券のことです)。
「今まで、圧倒的1番人気がいるレースは大体、見にしていました。でも、今週は、対抗がはっきりとした対抗の時は、2頭の馬券で勝負して、これでしっかり稼げたことは大きいですね。」
「使える馬券が広がれば、色々な選択肢も増えてきますし、穴が不発でも、堅いレースでも点数を絞って儲けられればいいですからね。」
この4日開催で実際に買った馬券は、実際に買ったレースの集計(9月13日まで)にはまだ入っていません。下は9月22日の中山12レースで、私が実際に買った馬券の照会画面です。

▲ 2026年9月22日(火)中山12レースの、私の馬券の照会画面です(50組のうち、上から7組と8組目の一部が写っています)。本命の13番(ジェイエルキャリア)の単勝・複勝のほか、馬連やワイドなど、このレースは50組・6万8,300円の購入で、払戻は9万5,620円でした。写っている範囲では、単勝・複勝と、ワイドの13-15が的中しています。このレースで当たったのはワイドで、写っている馬連3組は外れでした。
AI予想で馬連の点数を決めるときの目安
- 5番手の馬まで広げると、回収率は下がる。◎から○▲△と5番手の馬への4点は91.4%で、3点の103.6%より下がりました。前半・後半のどちらの時期でも同じです。
- 点数を絞る買い方そのものは、回収率を下げていない。◎-○の1点は118.2%(95%区間84.4〜158.2%)で、3点より低いという結果ではありませんでした。ただし1点・2点・3点の順番や、100%を超えるかどうかは、まだ決まっていません。
- 当たる回数は、広げるほど増える。的中率は1点7.0%・3点16.6%・4点19.8%でした。
同じように「絞るか、広げるか」を三連複で調べた記事もあります。あわせて読むと、券種ごとの違いが分かります。
▶ 三連複の買い目は絞るべきか|切らないと82%、切って91%の実測
▶ 三連単と三連複はどちらが勝てるか|3年分の実測で出た答え
よくある質問
AI予想で馬連は何点買うのがいいですか?
私のAI予想の印で馬連を◎から流した1,748レース(2026年2月15日〜9月27日)では、回収率は1点118.2%・2点111.2%・3点103.6%・4点91.4%でした。はっきり言えるのは、5番手の馬まで広げた4点が3点より下がることです。1点・2点・3点のどれが良いかは、まだ決まっていません。また、どの点数も、100%を超えるかどうかはまだ偶然の範囲です。
AI予想の馬連で、5番手の馬まで広げると回収率が下がるのはなぜですか?
◎-5番手の組み合わせだけを買った場合の馬連の回収率が54.6%と低いからです(2026年2月15日〜9月27日・1,748レース)。◎-○は118.2%、◎-▲は104.4%、◎-△は88.7%で、4点目にこの弱い1点が混ざると全体の回収率が下がります。
AI予想では、馬連とワイドのどちらがいいですか?
同じ1,748レース・同じ流し方で比べると(2026年2月15日〜9月27日・1,748レース)、3点の回収率は馬連103.6%(95%区間83.8〜125.5%)、ワイド90.9%(95%区間81.6〜100.8%)で、的中率は馬連16.6%、ワイド33.1%でした。どちらの回収率が上かは、この記録では決まっていません。馬連は数字の上下の幅が大きく、ワイドは当たる回数が倍です。どちらも5番手の馬まで広げると回収率が下がりました。
この馬連の点数の集計は、いつの何レースのデータですか?
2026年2月15日〜9月27日に私が予想した1,938レースのうち、◎○▲△と5番手の馬まで5頭に印がそろった1,748レースです(出走取消で買い目が成立しないレースは、その点数の集計から除いています)。印は最終的に決定した印、払戻はJRA-VAN(JRAの公式データ)の確定配当です。どのレースも、◎から印の順に相手を足した流しを1点100円ずつ買ったことにして数えています。実際に買った馬券の記録(2026年1月4日〜9月13日)は、別に集計しています。
この記事のデータの出典
- 予想と印:私の競馬予想AIが毎レース出した予測と、最終的に決定した印の記録(2026年2月15日〜9月27日・1,938レース)。
- 払戻:JRA-VAN(JRAの公式データ)の確定配当。
- 実際に買った馬券:競馬ソフトのTARGETから投票した私の記録(2026年1月4日〜9月13日)。
まとめ:馬連は5番手の馬まで広げると下がる。絞る買い方は悪くなかった
私が予想した全1,748レースで測り直すと、馬連は4点目の5番手の馬まで広げると回収率が下がりました。◎-5番手の組み合わせそのものが54.6%と弱いからです。
実際に買ったレースでは2点までの勝負が5割台でしたが、予想した全レースで見ると、点数を絞る買い方そのものが悪いという結果は出ませんでした。◎-○の1点は118.2%です。
1点・2点・3点のどれがいちばん良いかは、まだ記録が足りません。ただ、5番手の馬まで広げないだけで回収率が上がることは、前半・後半の両方の数字で確かめられました。この目安は、次の週末の馬券からすぐに使うことができます。記録が増えたら、同じやり方で測り直します。私は良かった数字も悪かった数字も、このブログで毎週公開しています。点数の決め方を一緒に磨いていきたい方は、ぜひ次の記事も追いかけてください。
この内容を実際に使った週の実戦記録(買い目と収支つき)はこちらです。→ 馬連とワイドの使い方|堅いレースは2頭に絞って勝負した4日間




コメント