ワイドの点数はAI予想で何点?|3点までほぼ同じ・5番手で下がる

AI予想でワイドの点数は何点がいいかを解説する横けんの競馬ブログのアイキャッチ。3点まではほぼ同じで5番手の馬で下がる 馬券の考え方

AI予想でワイドの点数は何点がいいか。AIの印で◎から流すと、回収率は1点93.0%・3点90.9%とほぼ同じで、5番手の馬まで広げた4点は85.0%でした(2026年2〜9月・1,748レース)。

こんにちは、横けんです。毎週150万円を自分のお金で馬券に使いながら、競馬予想のAIを自分で作っています。

AI予想でワイドの点数は何点がいい?(要点)

  • AI予想の印でワイドを◎から流すと、回収率は1点(◎-○)93.0%・2点(◎-○▲)92.1%・3点(◎-○▲△)90.9%とほぼ同じで、5番手の馬(私の印の×)まで広げた4点は85.0%でした(2026年2月15日〜9月27日・1,748レース・1点100円)。
  • AI予想のワイドで3点と4点の差が偶然かを確かめる計算(同じレースを無作為に2万回選び直す)では、2万回のうち99.8%で3点の回収率が4点を上回りました(2026年2月15日〜9月27日・1,748レース)。
  • AI予想のワイドを1点から3点に広げると、回収率はほぼ変わらないまま、的中率が16.5%から33.1%に上がりました(2026年2月15日〜9月27日・1,748レース)。
  • AI予想のワイドで4点目に下がるのは、◎-5番手の組み合わせだけを買った場合の回収率が67.3%と低いためです(2026年2月15日〜9月27日・1,748レース)。
  • AI予想のワイドの流しは、どの点数でも回収率100%に届いておらず、いちばん高い1点でも偶然でぶれうる範囲(95%区間)は78.7〜108.9%です(2026年2月15日〜9月27日・1,748レース)。

この記事の「AI予想」は、私の競馬予想AIが付けた印(最終的に決定した印)で、◎を軸に相手を流して買った場合のことです。

▶ 私が毎週150万円を賭けながら3年かけて作った競馬予想AIの全体像は、「競馬予想AIの作り方・完全ガイド」に最初から順にまとめています。

ワイドを買うとき、1レースに何点買っていますか?

「ここは堅いから2頭で決め打ち」「迷うから何点か流す」。点数の決め方は人それぞれだと思います。

最初に、私が実際に買ったワイドだけで点数ごとに集計したところ、1レースに2点までしか買わなかったレースの回収率は55.1%でした。ただ、自分が買ったレースだけでは数が少なく、たまたま運が悪かっただけの可能性もあります。

そこで、買ったかどうかに関係なく、私が予想した全レース(1,748レース)で測り直しました。どのレースも、◎を軸にして○、▲、△、5番手の馬の順に相手を1頭ずつ足したワイドの流しを、1点100円で買ったことにして、点数ごとの回収率を出しています。

馬連については、別の記事で同じように測り直しています。

▶ 馬連の点数はAI予想で何点がいい?|5番手の馬まで広げると下がる

言葉の意味(ワイド・流し・点数・印・回収率)

この記事で使う言葉の意味をはっきり決めます。

ワイドは、3着までに入る2頭を、着順を問わずに当てる馬券です。3着までのどの2頭でもよいので、1着と2着を当てる馬連より当たりやすいかわりに、配当は低くなります。1つのレースで、当たりの組み合わせが3通りあります。

流しは、1頭を軸(必ず買い目に入れる馬)に決めて、ほかの何頭かと組み合わせる買い方です。この記事では、◎を軸にしています。

点数は、1つのレースで買った買い目の数です。「1番と5番」の1通りだけなら1点、「1番から3頭へ流す」なら3点です。

印は、私が予想で付ける記号です。評価の高い順に◎(本命)、○(対抗)、▲、△、×と付けています。この記事では、私の印で5番手にあたる×の馬を「5番手の馬」と呼びます。

回収率は、買ったお金に対して、払い戻しで戻ってきたお金の割合です。100%を超えればプラス、下回ればマイナスです。

AI予想の印で、ワイドをどう買ったと仮定したか

集計に使ったのは、2026年2月15日から9月27日までに私が予想したレースです。印は、最終的に決定した印を使いました。

  • 1点:◎-○
  • 2点:◎-○、◎-▲
  • 3点:◎-○、◎-▲、◎-△
  • 4点:◎-○、◎-▲、◎-△、◎-5番手

どの買い方も1点100円です。4つの買い方を同じレースで比べるために、◎○▲△と5番手の馬まで、5頭に印がそろったレースだけを使いました。予想した1,938レースのうち、印が5頭にそろわなかった185レース(頭数が少なく、5番手の馬まで印が付かなかったレースなど)と、同じ印が2頭に付いていた5レースを除いた1,748レースです。

出走取消で成立しなかった買い目は購入から外し、レースの途中で競走を中止した馬がからむ買い目は外れとして数えています。払戻はJRAの確定配当です。

AI予想でワイドは何点買う?3点まではほぼ同じ、5番手の馬で下がった

下の表が、予想した全レースで点数ごとに集計した結果です。

AI予想のワイドの点数ごとの回収率と的中率の表。横けんのAIの印で◎から流した全1748レースの集計

▲ 私が予想した全レースで、1点あたり100円ずつ、◎から○、▲、△、5番手の馬の順に相手を1頭ずつ足したワイドの流しを買ったことにした場合の、点数ごとの的中率・回収率です。的中率は、買い目のどれか1つでも当たったレースの割合です。95%区間は、偶然でどこまで上下しうるかの範囲です。

1点から3点までは、回収率が93.0%・92.1%・90.9%とほとんど変わりません。そして3点から4点にしたところで、90.9%から85.0%に下がりました。

この差が偶然かどうかも確かめました。同じレースを無作為に選び直して2万回集計し直し、何回同じ結論になるかを数える方法(ブートストラップと呼ばれる計算です)です。

  • 2万回選び直すと、99.8%の回で、3点のほうが4点より回収率が上でした。
  • 一方、1点と3点を比べると、1点のほうが上だった回は63.1%、2点と3点では63.9%、1点と2点では55.3%でした。五分五分に近く、1点・2点・3点の間に差があるとは言えません。

一方で、当たる回数は点数を広げるほど増えます。的中率は、1点16.5%・2点26.9%・3点33.1%・4点37.3%でした。

なお、予想した全レースのワイドの流しは、どの点数でも回収率100%には届いていません。いちばん高い1点でも、95%区間は78.7〜108.9%です。

なぜ5番手の馬で下がる?◎-5番手の組み合わせが弱いから

なぜ4点目で下がるのか。◎と各印の馬の組み合わせを、1点ずつ単独で買った場合のワイドの回収率を並べると、理由が見えます。

  • ◎-○:93.0%
  • ◎-▲:91.2%
  • ◎-△:88.3%
  • ◎-5番手:67.3%

◎-○から◎-△までは88〜93%でほとんど差がないのに、◎-5番手だけが大きく低くなっています。参考までに、どのレースでも全部の組み合わせを100円ずつ買った場合のワイドの回収率は57.9%でした。4点目を足すと、この弱い1点が混ざるので、全体の回収率が下がります。

時期や月で分けても同じ?4点目で下がる向きは同じ

時期によって結果が逆になるなら、それは偶然のしわざかもしれません。そこで、予想したレースを2月15日〜4月(599レース)と5月〜9月27日(1,149レース)の2つの時期に分け、さらに月ごとにも確かめました。

AI予想のワイドで3点と4点の回収率を前半・後半と月ごとに比べた表

▲ 予想した全レースを、前半・後半と月ごとに分けて、ワイドの3点と4点の回収率を並べたものです。

  • 前半は3点96.5%・4点87.4%、後半は3点87.9%・4点83.7%で、どちらの時期でも4点のほうが低くなりました。前半だけ、後半だけでそれぞれ2万回選び直しても、3点のほうが上だった回は99.6%と95.2%でした。
  • 月ごとでは、8か月中7か月で3点のほうが高く、5月はどちらも89.9%で同じでした。4点のほうが高かった月はありません。

1点から3点の順番は、前半では2点(98.4%)、後半では1点(90.4%)がいちばん高いというように、時期で入れ替わります。ここでも、1点〜3点はほぼ横並びと見るのが正確です。

実際に買ったレースでは、1点買いが5割を切っていた

最初に集計した、私が実際に買ったワイドの数字も載せておきます。使ったのは、競馬ソフトのTARGETから投票した今年の記録(1月4日〜9月13日)で、全レースの集計とは期間が少しずれています。こちらは印ではなく、実際に買った買い目の数で点数を数えています(同じ組み合わせをあとから買い足したときも1点と数えています)。

横けんが実際に買ったワイドの点数ごとの回収率の表(2026年1月から9月)

▲ 私が今年TARGETから投票したワイドの記録を、1レースに買った点数ごとに集計した表です。レース数が10未満の行は、偶然の上下が大きい行です。

  • 1点:56レース・900,900円で回収率49.1%/2点:18レース・176,000円で回収率85.5%
  • 2点まで:74レース・回収率55.1%/3点以上:247レース・回収率89.1%
  • このうち、2点までで1レース2万円以上入れたレースは23レース・回収率38.3%でした(23レースと少ない数です)。

実際に買ったワイドで低かったのは、主に1点買いです。一方、予想した全レースでは、◎-○の1点買いも93.0%で、3点と変わりませんでした。実際に買ったレースで1点買いの負けが大きかったのが、運の悪さなのか、レースの選び方なのかは、この記録だけでは分けられません。

9月の4日開催では、2頭を選ぶ馬券で勝負した

9月19日(土)から22日(火)までは、祝日と台風の影響で、中央競馬が4日続けて開催されました。この4日開催で、私は2頭の馬券を使いました。そのときの週の記事に書いた言葉を、そのまま載せます(「見」は「ケン」と読み、買わずに見送ることです。「2頭の馬券」は、馬連やワイドのように2頭を選ぶ馬券のことです)。

「今まで、圧倒的1番人気がいるレースは大体、見にしていました。でも、今週は、対抗がはっきりとした対抗の時は、2頭の馬券で勝負して、これでしっかり稼げたことは大きいですね。」

「使える馬券が広がれば、色々な選択肢も増えてきますし、穴が不発でも、堅いレースでも点数を絞って儲けられればいいですからね。」

この4日開催で実際に買った馬券は、実際に買ったレースの集計(9月13日まで)にはまだ入っていません。下は9月22日の中山12レースで、私が実際に買った馬券の照会画面です。

2026年9月22日中山12レースの横けんの馬券照会画面。単勝・複勝・ワイドが的中

▲ 2026年9月22日(火)中山12レースの、私の馬券の照会画面です(50組のうち、上から7組と8組目の一部が写っています)。本命の13番(ジェイエルキャリア)の単勝・複勝のほか、ワイドや馬連など、このレースは50組・6万8,300円の購入で、払戻は9万5,620円でした。写っている範囲では、単勝・複勝と、ワイドの13-15が的中しています。

AI予想でワイドの点数を決めるときの目安

  • 1点から3点までは、回収率がほぼ同じ。93.0%・92.1%・90.9%で、偶然の上下の範囲に収まっています。
  • 同じ回収率なら、3点にすると当たる回数が倍になる。的中率は1点16.5%、3点33.1%でした。
  • 5番手の馬まで広げると、回収率は下がる。◎から○▲△と5番手の馬への4点は85.0%で、3点より下がりました。前半・後半のどちらの時期でも同じです。

同じように「絞るか、広げるか」を三連複で調べた記事もあります。あわせて読むと、券種ごとの違いが分かります。

▶ 三連複の買い目は絞るべきか|切らないと82%、切って91%の実測

よくある質問

AI予想でワイドは何点買うのがいいですか?

私のAI予想の印でワイドを◎から流した1,748レース(2026年2月15日〜9月27日)では、回収率は1点93.0%・2点92.1%・3点90.9%とほぼ同じで、4点は85.0%でした。1点から3点に広げても回収率はほぼ変わらず、的中率は16.5%から33.1%に上がりました。どの点数も回収率100%には届いていません。

AI予想のワイドで、5番手の馬まで広げると回収率が下がるのはなぜですか?

◎-5番手の組み合わせだけを買った場合のワイドの回収率が67.3%と低いからです(2026年2月15日〜9月27日・1,748レース)。◎-○は93.0%、◎-▲は91.2%、◎-△は88.3%で、4点目にこの弱い1点が混ざると全体の回収率が下がります。

AI予想では、ワイドと馬連のどちらがいいですか?

同じ1,748レース・同じ流し方で比べると(2026年2月15日〜9月27日・1,748レース)、3点の回収率はワイド90.9%(95%区間81.6〜100.8%)、馬連103.6%(95%区間83.8〜125.5%)で、的中率はワイド33.1%、馬連16.6%でした。どちらの回収率が上かは、この記録では決まっていません。ワイドは当たる回数が倍で、馬連は数字の上下の幅が大きくなります。どちらも5番手の馬まで広げると回収率が下がりました。

このワイドの点数の集計は、いつの何レースのデータですか?

2026年2月15日〜9月27日に私が予想した1,938レースのうち、◎○▲△と5番手の馬まで5頭に印がそろった1,748レースです(出走取消で買い目が成立しないレースは、その点数の集計から除いています)。印は最終的に決定した印、払戻はJRA-VAN(JRAの公式データ)の確定配当です。どのレースも、◎から印の順に相手を足した流しを1点100円ずつ買ったことにして数えています。実際に買った馬券の記録(2026年1月4日〜9月13日)は、別に集計しています。

この記事のデータの出典

  • 予想と印:私の競馬予想AIが毎レース出した予測と、最終的に決定した印の記録(2026年2月15日〜9月27日・1,938レース)。
  • 払戻:JRA-VAN(JRAの公式データ)の確定配当。
  • 実際に買った馬券:競馬ソフトのTARGETから投票した私の記録(2026年1月4日〜9月13日)。

まとめ:ワイドは3点まではほぼ同じ。5番手の馬で下がる

私が予想した全1,748レースで測り直すと、ワイドは1点から3点まで回収率がほとんど変わらず、4点目の5番手の馬まで広げると下がりました。◎-5番手の組み合わせそのものが67.3%と弱いからです。

実際に買ったレースでは1点買いが49.1%でしたが、予想した全レースで見ると、◎-○の1点買いも93.0%で、3点と変わりませんでした。

回収率が同じなら、3点にすれば当たる回数を倍にできます。そして5番手の馬まで広げないだけで回収率が上がることは、前半・後半の両方の数字で確かめられました。この目安は、次の週末の馬券からすぐに使うことができます。記録が増えたら、同じやり方で測り直します。私は良かった数字も悪かった数字も、このブログで毎週公開しています。点数の決め方を一緒に磨いていきたい方は、ぜひ次の記事も追いかけてください。

この内容を実際に使った週の実戦記録(買い目と収支つき)はこちらです。→ 馬連とワイドの使い方|堅いレースは2頭に絞って勝負した4日間

コメント

タイトルとURLをコピーしました