今日は、「騎手予想」に関しての私の考え方について話してみます。
競馬において、騎手という予想ファクターはとても大事ですよね。
なにせ馬に指示を出しているのは騎手ですからね。
騎手がだれなのかで予想を決めるのは、すごく重要です。
答えを先に書くと、2025年のリーディング上位5人が乗った馬を1年間すべて買い続けても、単勝回収率は75.7%、複勝回収率は76.6%で、100%には届きませんでした。
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「誰でもできる」から、後回しにする
今から話すのは、2026年1月の現時点での私の考え方になります。
私は、競馬においては「100%こうだ」と確定させることはありません。
今の私が完璧だなんてことも思っていません。
誰よりも競馬を追求はしていますが、まだ私が気づけていないことがあるかもしれません。
なので、「100%この考えで確定」ではないのですが、現状の騎手という予想ファクターの位置づけをお話しします。
現状として、私にとって「騎手」という予想ファクターは、結構後回しの、優先順位が低いものとなっています。
もちろん、大事ですよ!
さっきも言ったように、騎手が馬を動かしている訳ですからね。
誰が乗るか相当重要です。
じゃあ、なぜ優先順位が低いものとしているか、という話なんですが……
これは今の私が体感で思っていることとしては、これです。
「騎手予想は誰でもできるから」
大事なんだけど、騎手予想は誰でもできる。
つまり、「他人と差をつけにくい予想ファクター」なんじゃないかと思っているわけです。
YouTubeのコメント欄で見た真実
私は以前、YouTubeで配信されている地方競馬中継のコメント欄によく出没していました。
「みんな、どういう感じで予想しているんだろう?」ということを、肌感でわかりたかったからです。
YouTubeのコメント欄では、「本命6! 2は消し!」とか、発走前に事前に言う人が結構いておもしろいんですよ。
(中には後出しばっかりで「やったーやったー!」みたいに言っている人も多かったですけどね!笑)
そのYouTubeのコメント欄を見て思ったのは、
ほとんどの人が「騎手予想」だったんです。
「ほとんど!」はちょっと言い過ぎかもしれませんが、7割は騎手で予想している感じの感覚を私は持ちました。
2、3年は普通に私は毎日いたから、間違ってはないはずです。
なぜそれほど騎手をベースにした予想の人が多いのか?
それは、「騎手の予想が一番めんどくさくないから」です!
馬を見て予想するのって、非常に面倒なことなんですよ。
まず、1頭1頭、netkeibaからアクセスして、順番にレースを見に行かないといけません。
重賞だけならともかく、普通のレースまで、馬1頭1頭のことを覚えるのは無理ですね。
だから、レースの度に1頭1頭調べないといけないわけです。
でも、騎手だったらどうか?というと、
1レースから12レースまでただなんとなく見ていれば、
「最近この騎手うまくなったなー」とか、
「いつもこの騎手は人気馬を飛ばしているなー」とか、わかるんですよ。
楽ですね?
楽なのと、同じ人間だからってのもあるんですかね? 馬より覚えやすいんですよ。
だから、騎手で予想する人ばっかりだった訳です。
中央競馬は地方競馬よりはひどくないかもしれませんが、そこまで差もないんじゃないかなーとおもうんですね。
「楽な方法」に落とし穴がある
多くの人が取り組んでいる予想は、勝ちにくいと私は思っているんです。
オッズがそれだけ影響しますからね。
例えば、トップリーディングの騎手とかは、ひとまず人気になるんですよ。
個別の馬を知ってる私からしたら、たまに、
「この馬で1番人気はかわいそうだろ!(笑)」
っておもうこともあります。
それだけ、騎手で予想しているファンは多いというのが私の肌感です。
私はなるべく楽な予想方法で勝ちたいんですよ。
でも、「騎手」はみんなが目をつけているのです。
それでさらに出し抜くのは無理です。
もっと楽な方法の方がいいと思っているんです。
騎手買いは儲かるのか|2025年のリーディング上位5人を全部買った結果
「トップの騎手はみんなが買うから人気になる」というのは、私の肌感です。そこで、本当にそうなのかを馬王(競馬のデータソフト)の実際の払戻で数えてみました。
2025年の中央競馬(平地)で勝ち星が多かった上位5人の騎手が乗った馬を、1年間すべて100円ずつ買い続けた場合です。騎手で馬券を買う、いわゆる騎手買いをいちばん素直にやった形です。
▼ 2025年1月〜12月の中央・平地で、その騎手が乗った馬をすべて数えた表です。いちばん下の行が、全騎手の全部の馬(比べる相手)です。
| 騎手 | 騎乗数 | 3着以内率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
|---|---|---|---|---|
| C.ルメール | 520 | 61.2% | 73.8% | 88.2% |
| 戸崎圭太 | 804 | 42.4% | 60.2% | 75.5% |
| 松山弘平 | 833 | 35.7% | 91.4% | 74.4% |
| 坂井瑠星 | 686 | 38.5% | 70.5% | 71.5% |
| 横山武史 | 769 | 37.1% | 80.8% | 76.7% |
| 上位5人の合計 | 3,612 | 41.7% | 75.7% | 76.6% |
| 全騎手(比べる相手) | 46,160 | 21.7% | 71.9% | 71.1% |
上位5人の馬は、3着以内に41.7%も来ています。全騎手の21.7%のおよそ2倍です。それでも単勝回収率は75.7%、複勝回収率は76.6%で、100%には届きません。全騎手の71.9%・71.1%と比べても、少し上なだけです。5人のうち、単勝でも複勝でも100%を超えた騎手は1人もいませんでした。
理由は人気です。上位5人が乗った馬の平均は3.6番人気で、4頭に1頭(25.5%)が1番人気でした。全騎手の平均は7.7番人気です。ルメール騎手にいたっては、乗った馬のほぼ半分(49.8%)が1番人気でした。よく来る馬ほど、配当は下がります。
騎手買いだけで儲けるのは難しい、というのが数字の答えです。「騎手予想はみんながやっているから差がつきにくい」という私の肌感は、数字でも裏づけられました。
ナンパはしない。裏口から攻める。
私は昔、女好きだったんですけど、私は絶対に「ナンパ」はやらなかったんですよ。
だって、ナンパってすごく非効率じゃないですか!
もっと簡単な方法があるなら、そっちでやれた方がいいですね。
戦国時代だって、鉄砲が最後活躍したでしょう。
ゴリゴリに正面衝突でぶつかるより、裏口からこっそり攻めて城を攻め落としたいじゃないですか。
騎手で予想することって、今の段階では、私は「正面衝突」だと思っているんですよね。
とはいえ、何も騎手を無視するということではありません。
騎手ファクターで予想していくための「奥の手」もちゃんと考えてあるので、
次回はその話をしたいですかね。
「騎手予想」についての新しい試み

今日は、「騎手予想」についての新しい試みについての話をします。
前回の記事で、騎手という予想ファクターは、今のところ私の中では優先度が低い位置にある、と書きました。
理由は、重視している人が多すぎるし、騎手については詳しく知っている人が多すぎるので、
「そこに正面衝突で勝っていくのは難しいんじゃないか」
ということをお話ししました。
そんな風に思っている私ですが……
このまま何も手を打たない訳じゃないですよ!
じゃあ、どんなことを考えているかをお話しするんですが、その前に「今のところ、絶対にやってはいけないんじゃないか」と現段階でおもっていることを話します。
「データ」を過信するな
それは、「騎手の過去1年の回収率」をベースにして、回収率が良ければその騎手の点数を上げていくという予想法です。
なぜか?
騎手の過去の回収率から、プラスにするかマイナスにするかなんて、誰でも考えつくじゃないですか。
それに、これからは「AIの時代」になります。
どんどんAIを使って予想する時代が、今よりもっともっと加速していくはずなんですよ。
そうなったときに、「騎手の過去1年の回収率データ」なんて、誰もが使う(AIが真っ先に取り込む)データだと思うんですよね。
間違っているかもしれないけど、今の私はそう思っているので、
「誰でも手に入る勝率や回収率」をベースにすると、長期的には勝てなくなるだろうなとは思っています。
私がやっている「泥臭い」作業
じゃあ、何をやっているかという話ですが。
今、私がやっているのはこれです。
今週出走するレースに出てくる馬のレースを1頭1頭、
JRAのレーシングビュアーで確認して、
「その馬について騎手がうまく乗ったか、乗ってないか」を
4段階に点数をつけて、それを記録していく。
そして、ある程度のデータが揃った段階で、自作のAIにそのデータを渡して、それを予測材料の1つにするというものです。
とてつもなく面倒くさいですよ!(笑)
でも、私は1頭1頭過去のレースをチェックするのは、競馬を始めた段階から必ずやっていることですから。
そこに「騎手がうまく乗ったかどうかの点数をつける」ということだけが加わっただけ、という感じですね。
「本当の楽」とは何か?
「ちっとも楽じゃないじゃないか!(笑)」
ってなりそうですけどね。
前回の記事で、私は「できるだけ楽をしたいんだ」って言いましたからね。
どこがだよ!ってなると思うんですが……私の考えはこうです。
私が一番しんどいのは、
「自分がこの方法で勝てると思って信じていたことが、実は違った」
というのが一番しんどいんですよ。
やっていることが逆効果だったら、右往左往して、「これからどうしよう?」と途方にくれ、また新しい方向性を見つけていかないといけないじゃないですか。
その精神的なダメージの方が、作業の疲れより何倍もキツイんです。
そんなことになるくらいなら、
- 最初から面倒なことをやって、
- 誰もやってないことを面倒だけどやって、
- そこを信じていれば間違いない
という状態の方が、私にとってはよっぽど「楽」なんですよね。
AI×人間の「ハイブリッド予想」へ
まだ、この「手動による騎手の点数化」を、AIの特徴量(判断材料)には完全には組み込めていません。
もうちょっとデータをためないとダメですからね。
このデータが溜まれば、騎手に対しても使えるだけじゃありません。
- この馬はここ5走で、全然うまく乗ってもらえていない(=実力はもっとあるかも?)
- 逆に、この馬はここ5走はずっと神騎乗でうまく乗ってもらえている(=過大評価かも?)
という、「数字には表れないデータ」がたまっていくことになるんですよ。
そのデータがたまっていったら、AIが検証してくれて、予想に反映してくれるという訳ですね。
その「最強のAI」を作るために、私は日々、泥臭くレース映像を分析していますよ。
騎手買いだけで儲けるのは難しい、という結果でした。でも、上位5人の馬の3着以内率は41.7%、全騎手では21.7%です。人気の分もありますが、騎手を無視していいという数字でもありません。私は「よく来る騎手」を探すだけでなく、人気に隠れた馬の実力をレース映像から探していきたいんです。
そのために、私は騎手の乗り方を4段階で記録しています。まだ儲かる方法になったとは言えませんが、誰でも見られる回収率の先を調べる道はあります。私は騎手の名前だけで買った結果をこうして確かめたうえで、乗り方まで調べていくので、あなたは私がこのブログに書く検証を見ながら、使える材料を予想に取り入れてください。少なくとも、この結果を知ったあなたは、騎手の名前だけで買い続ける遠回りをせずに済みます。遠回りした分まで、私はここに書いていきますよ。



