2026年11月4日(水)・園田の楠賞(1400m)を、過去8回のデータと追い切りで調べました。結論から書きます。
結論(この記事の要点)
- 2026年のファクター指数→ 1位 ベストグリーン(+1)・2位 ココロネ(-3)・2位 アースインハマー(-3)・2位 スターオブアダム(-3)。
- 追い切りで評価できる時計→ ゼウスシルエット・スターオブアダム・ベストグリーン(同じ場所・同じ馬場の重賞出走馬とくらべて)。
- 追い切りは「この中間に3本以上追い切られた馬は20頭で3勝・単勝回収率131.0%」。
- 距離の実績→「今回の距離以上で好走あり(今年なら1400m以上)」の馬は90頭で7勝・3着以内22頭(2026年は11頭が当てはまる)。
- しっかり傾向が出ていると言えるのは11のファクター(調べた58のうち、年ごとにも人気の段ごとにも同じ向きだったものだけ)。
目次(タップで開く・読みたいところへ飛べます)
2026年の楠賞 ファクター指数は?

1位のベストグリーンは、前走からの追切本数・前走の人気で良い傾向に入りました。あなたの本命と比べて、どうでしょうか?
過去8回で傾向が出たファクターのうち、前日までに分かる10のファクターで点数にしました。◎+2点・〇+1点・△0点・×−1点の合計です。人気と馬体重の増減は入れていません(レース当日まで分からないため)。
◎〇△×の付け方は次の画像のとおりです(単勝と複勝の回収率の倍率を半分ずつ足して1.3以上なら◎)。

2026年の出走馬は、どの傾向に当てはまるのか?
▼ 2026年の楠賞の出走馬12頭だけを数えた表です(下の一覧で傾向が出た段に当てはめています。人気は入れていません)。
| 馬番・馬名 (順位・指数) |
追切 本数 |
枠 | 前走 距離 |
|---|---|---|---|
| 4 ベストグリーン 1位・指数 +1 |
◎ | △ | × |
| 1 ココロネ 2位・指数 -3 |
△ | △ | × |
| 9 アースインハマー 2位・指数 -3 |
× | × | ◎ |
| 12 スターオブアダム 2位・指数 -3 |
× | × | × |
| 6 ゼウスシルエット 5位・指数 -4 |
× | △ | × |
| 10 リーガルタイム 5位・指数 -4 |
× | × | × |
| 2 ナムラオットー 7位・指数 -5 |
△ | △ | × |
| 11 スターアイセーラ 7位・指数 -5 |
× | × | ◎ |
| 7 パズー 9位・指数 -6 |
× | △ | × |
| 3 ベラジオソニック 10位・指数 -7 |
× | △ | × |
| 5 オトコノロマン 10位・指数 -7 |
× | △ | × |
| 8 オーサムジェンヌ 12位・指数 -8 |
× | △ | × |
| 馬番・馬名 (順位・指数) |
前走 着順 |
前走 人気 |
前走 3角 |
|---|---|---|---|
| 4 ベストグリーン 1位・指数 +1 |
△ | ◎ | × |
| 1 ココロネ 2位・指数 -3 |
× | × | △ |
| 9 アースインハマー 2位・指数 -3 |
× | × | △ |
| 12 スターオブアダム 2位・指数 -3 |
× | ◎ | △ |
| 6 ゼウスシルエット 5位・指数 -4 |
△ | × | △ |
| 10 リーガルタイム 5位・指数 -4 |
△ | ◎ | × |
| 2 ナムラオットー 7位・指数 -5 |
× | × | △ |
| 11 スターアイセーラ 7位・指数 -5 |
× | × | △ |
| 7 パズー 9位・指数 -6 |
△ | × | △ |
| 3 ベラジオソニック 10位・指数 -7 |
× | × | △ |
| 5 オトコノロマン 10位・指数 -7 |
× | × | × |
| 8 オーサムジェンヌ 12位・指数 -8 |
× | × | × |
| 馬番・馬名 (順位・指数) |
前走 着差 |
前走 枠 |
前走 増減 |
|---|---|---|---|
| 4 ベストグリーン 1位・指数 +1 |
△ | × | △ |
| 1 ココロネ 2位・指数 -3 |
△ | △ | △ |
| 9 アースインハマー 2位・指数 -3 |
△ | △ | △ |
| 12 スターオブアダム 2位・指数 -3 |
△ | △ | × |
| 6 ゼウスシルエット 5位・指数 -4 |
△ | △ | △ |
| 10 リーガルタイム 5位・指数 -4 |
△ | × | △ |
| 2 ナムラオットー 7位・指数 -5 |
× | × | △ |
| 11 スターアイセーラ 7位・指数 -5 |
× | × | × |
| 7 パズー 9位・指数 -6 |
× | × | △ |
| 3 ベラジオソニック 10位・指数 -7 |
× | × | △ |
| 5 オトコノロマン 10位・指数 -7 |
△ | × | △ |
| 8 オーサムジェンヌ 12位・指数 -8 |
× | × | × |
| 馬番・馬名 (順位・指数) |
騎手 所属 |
|---|---|
| 4 ベストグリーン 1位・指数 +1 |
△ |
| 1 ココロネ 2位・指数 -3 |
△ |
| 9 アースインハマー 2位・指数 -3 |
× |
| 12 スターオブアダム 2位・指数 -3 |
△ |
| 6 ゼウスシルエット 5位・指数 -4 |
× |
| 10 リーガルタイム 5位・指数 -4 |
× |
| 2 ナムラオットー 7位・指数 -5 |
△ |
| 11 スターアイセーラ 7位・指数 -5 |
△ |
| 7 パズー 9位・指数 -6 |
× |
| 3 ベラジオソニック 10位・指数 -7 |
× |
| 5 オトコノロマン 10位・指数 -7 |
× |
| 8 オーサムジェンヌ 12位・指数 -8 |
△ |
◎=良い傾向(全馬と比べた倍率1.3以上)/〇=良い傾向/△=どちらにも入らない(データなしを含む)/×=悪い傾向。ファクターの左の1列が追い切り(調教)です。
2026年の楠賞 追い切りで評価できる時計を出した馬は?
出走馬の最終追切の時計を、同じ調教場所・同じ馬場状態で、重賞に出た馬が最終追切で出した時計とくらべました。たとえば園田の良馬場で追った馬なら、園田の良馬場で最終追切をした重賞出走馬の時計とくらべます。コースや馬場で時計の出方が違うので、そろえないと比べられないからです。速い方から20%以内に入った時計を「評価できる時計」としました。
- 6番 ゼウスシルエット(10/30(金) 園田・良・強め)4F 49.4秒・3F 37.1秒。重賞に出た馬とくらべて、4Fは444本の中で速い方から5%以内、3Fは449本の中で速い方から16%以内。
- 12番 スターオブアダム(10/30(金) 園田・良・直一杯)4F 50.4秒・3F 37.8秒。重賞に出た馬とくらべて、4Fは444本の中で速い方から18%以内。
- 4番 ベストグリーン(10/31(土) 門別坂・良)3F 36.0秒・2F 23.9秒・1F 12.1秒。重賞に出た馬とくらべて、3Fは2482本の中で速い方から19%以内。
▼ 2026年の楠賞の出走馬の最終追切です。いちばん右は、同じ場所・同じ馬場で重賞に出た馬の最終追切とくらべて、4F・3F・1Fのうちいちばん良いものが速い方から何%以内か(-は比べる本数が足りない)です。
| 馬番・馬名 | 場所・馬場 強さ |
時計 | 重賞組 で上位 |
|---|---|---|---|
| 3 ベラジオソニック | 園田 良・一杯 |
52.0 37.6 |
32% |
| 4 ベストグリーン | 門別坂 良 |
36.0 23.9 |
19% |
| 5 オトコノロマン | 園田 良・稍強め |
55.0 40.1 |
83% |
| 6 ゼウスシルエット | 園田 良・強め |
49.4 37.1 |
5% |
| 7 パズー | 園田 良・馬なり |
52.1 38.1 |
49% |
| 8 オーサムジェンヌ | 川崎調教場 良・馬なり |
53.4 39.9 |
85% |
| 9 アースインハマー | 西脇 稍重・強め |
51.4 37.5 |
26% |
| 10 リーガルタイム | 西脇 稍重・馬なり |
52.0 38.9 |
43% |
| 11 スターアイセーラ | 西脇 重・馬なり |
56.9 41.0 |
91% |
| 12 スターオブアダム | 園田 良・直一杯 |
50.4 37.8 |
18% |
ほかの2頭は最終追切の記録が出たら、この表に書き足します。
時計だけで決めず、上の傾向(最終追切の場所・強さ)とあわせて見てください。
楠賞は距離の実績が大事? それまでに好走した一番長い距離でくらべると
前走の距離だけでなく、それまでの全部のレースで3着以内に入った一番長い距離で出走馬を分けました。距離が変わった年もあるので、どの年もその年の今回の距離とくらべています。
▼ 2018〜2025年の楠賞の出走馬を、それまでに好走した一番長い距離で分けた成績です。
| 頭数 勝ち |
3着 以内 |
単勝 回収率 |
複勝 回収率 |
|---|---|---|---|
| 今回の距離以上で好走あり(今年なら1400m以上) | |||
| 90頭 7勝 |
22頭 | 40.7% | 46.1% |
| 好走は今回より100〜300m短い距離まで(今年なら1100〜1300m) | |||
| 2頭 1勝 |
2頭 | 100.0% | 160.0% |
| 全馬 | |||
| 92頭 | 42.0% | 48.6% | |
色の見方:濃い赤=全馬より10%以上良い/薄い赤=良い/薄い青=悪い/濃い青=10%以上悪い
いちばん成績が悪いのは「今回の距離以上で好走あり(今年なら1400m以上)」の馬です。人気がないから悪く見えているだけではないかを確かめると、1〜3番人気でも23頭で6勝・3着以内15頭、4〜6番人気は23頭で1勝・3着以内6頭、7番人気以下は44頭で0勝・3着以内1頭でした。
▼ 今回より200m短い距離以上(今年なら1200m以上)のレースでの成績で分けたものです。
| 頭数 勝ち |
3着 以内 |
単勝 回収率 |
複勝 回収率 |
|---|---|---|---|
| 1200m以上で好走あり | |||
| 92頭 8勝 |
24頭 | 42.0% | 48.6% |
| 全馬 | |||
| 92頭 | 42.0% | 48.6% | |
2026年の出走馬を、それまでに好走した一番長い距離で分けると次のとおりです(かっこの中が好走した一番長い距離)。
- 今回の距離以上で好走あり(今年なら1400m以上):2番 ナムラオットー(1400m)・3番 ベラジオソニック(1700m)・4番 ベストグリーン(1700m)・5番 オトコノロマン(1400m)・6番 ゼウスシルエット(2000m)・7番 パズー(1800m)・8番 オーサムジェンヌ(1500m)・9番 アースインハマー(1870m)・10番 リーガルタイム(1870m)・11番 スターアイセーラ(1500m)・12番 スターオブアダム(1400m)
- 好走は今回より100〜300m短い距離まで(今年なら1100〜1300m):1番 ココロネ(1230m)
楠賞の傾向の一覧(過去8回)
調べた58のファクターのうち、年ごとにも、人気の段ごとにも同じ向きだった「しっかり傾向が出ているもの」だけを、ファクターごとに並べました。いちばん価値が高い追い切り(調教)を先にしています。「◎ 良い」「× 悪い」が傾向の出た段、「参考」はそのファクターの残りの馬です。
▼ 2018〜2025年の楠賞の出走馬だけを、ファクターごとに分けて数えた表です。いちばん下の行は全馬です。
| 頭数 勝ち |
3着 以内 |
単勝 回収率 |
複勝 回収率 |
|---|---|---|---|
| 前走からの追切本数 | |||
| ◎ 良い前走からの追切が3本以上 | |||
| 20頭 3勝 |
8頭 | 131.0% | 78.5% |
| × 悪い前走からの追切が1〜2本 | |||
| 34頭 2勝 |
7頭 | 19.1% | 42.4% |
| 人気 | |||
| ◎ 良い1〜6番人気 | |||
| 48頭 8勝 |
23頭 | 80.4% | 79.6% |
| × 悪い7番人気以下 | |||
| 44頭 0勝 |
1頭 | 0.0% | 14.8% |
| 前走からの距離 | |||
| ◎ 良い距離短縮 | |||
| 39頭 5勝 |
13頭 | 79.0% | 69.7% |
| 参考上の段に入らない残りの馬 | |||
| 53頭 3勝 |
11頭 | 14.7% | 33.0% |
| 前走の枠 | |||
| × 悪い前走6〜8枠 | |||
| 38頭 2勝 |
8頭 | 12.9% | 31.1% |
| 参考上の段に入らない残りの馬 | |||
| 54頭 6勝 |
16頭 | 62.4% | 60.9% |
| 前走の着差 | |||
| × 悪い前走0.6〜1.0秒差の負け・1.1秒差以上の負け | |||
| 36頭 1勝 |
5頭 | 10.0% | 36.4% |
| 参考上の段に入らない残りの馬 | |||
| 56頭 7勝 |
19頭 | 62.5% | 56.5% |
| 前走の人気 | |||
| ◎ 良い前走1番人気 | |||
| 32頭 7勝 |
16頭 | 109.4% | 81.2% |
| × 悪い前走4番人気以下 | |||
| 33頭 1勝 |
3頭 | 10.9% | 15.5% |
| 参考上の段に入らない残りの馬 | |||
| 27頭 0勝 |
5頭 | 0.0% | 50.4% |
| 枠 | |||
| × 悪い7〜8枠 | |||
| 31頭 3勝 |
7頭 | 24.2% | 36.8% |
| 参考上の段に入らない残りの馬 | |||
| 61頭 5勝 |
17頭 | 51.0% | 54.6% |
| 前走の馬体重の増減 | |||
| × 悪い前走の馬体重が+4kg以上増 | |||
| 31頭 2勝 |
7頭 | 12.6% | 46.8% |
| 参考上の段に入らない残りの馬 | |||
| 61頭 6勝 |
17頭 | 56.9% | 49.5% |
| 前走の着順 | |||
| × 悪い前走4着以下 | |||
| 29頭 1勝 |
4頭 | 12.4% | 38.6% |
| 参考上の段に入らない残りの馬 | |||
| 63頭 7勝 |
20頭 | 55.5% | 53.2% |
| 騎手の所属 | |||
| × 悪い地元の騎手 | |||
| 29頭 2勝 |
3頭 | 21.0% | 19.0% |
| 参考上の段に入らない残りの馬 | |||
| 63頭 6勝 |
21頭 | 51.6% | 62.2% |
| 前走3角の位置 | |||
| × 悪い前走3角 1番手 | |||
| 22頭 2勝 |
4頭 | 40.9% | 32.3% |
| 参考上の段に入らない残りの馬 | |||
| 70頭 6勝 |
20頭 | 42.3% | 53.7% |
| 全馬 | |||
| 92頭 | 42.0% | 48.6% | |
色の見方:濃い赤=全馬より10%以上良い/薄い赤=良い/薄い青=悪い/濃い青=10%以上悪い
全馬の単勝回収率が42.0%と低いのは、人気馬がよく勝つレースだからです。人気の段で比べたのは、人気が下がれば成績が落ちるのは当たり前で、人気が低い馬が多いだけで悪く見えている段を結論に入れないためです。
楠賞の追い切りでは何を見ればいいのか?
追い切りの記録から、最終追切の場所・坂路かどうか・強さ・時計(上がり3F・終い1F・4F)・前走からの本数・1週前追切の場所・併せ馬・前走時と比べた矢印まで、すべて切り口にして調べました。時計は、コースによって速さの基準が違うので、それぞれのコースの重賞・上のクラスの馬の最終追切を3つに分けて「速い・ふつう・遅い」を決めています。
前走からの追切本数は?
「前走からの追切が3本以上」は20頭で3勝・3着以内8頭(単勝回収率131.0%・複勝回収率78.5%)、「前走からの追切が1〜2本」は34頭で2勝・3着以内7頭(単勝回収率19.1%・複勝回収率42.4%)でした。
いちばんはっきりしていたのは、この中間の追い切りの本数です。追い切りのデータがある5回で、3本以上追い切られた馬は20頭で3勝・3着以内8頭(単勝回収率131.0%・複勝回収率78.5%)。1本だけの馬は21頭で1勝(単勝回収率13.8%・複勝回収率55.2%)でした。勝ち馬5頭のうち4頭は2本以上追い切られています。追い切りの欄を見るなら、まず本数を見る。これが私の答えです。
最終追切の場所・最終追切が坂路か・最終追切の強さ・最終追切の上がり3F・最終追切の終い1F・最終追切の4F・併せ馬・1週前追切の場所・前走時と比べた調教の矢印も調べましたが、年によって向きが変わり、しっかりした傾向とは言えませんでした。
前走・人気・騎手など、ほかのファクターは?
人気は?
「1〜6番人気」は48頭で8勝・3着以内23頭(単勝回収率80.4%・複勝回収率79.6%)、「7番人気以下」は44頭で0勝・3着以内1頭(単勝回収率0.0%・複勝回収率14.8%)でした。
前走からの距離は?
「距離短縮」は39頭で5勝・3着以内13頭(単勝回収率79.0%・複勝回収率69.7%)でした。それ以外の馬は単勝回収率14.7%・複勝回収率33.0%です。
前走の枠は?
「前走6〜8枠」は38頭で2勝・3着以内8頭(単勝回収率12.9%・複勝回収率31.1%)でした。それ以外の馬は単勝回収率62.4%・複勝回収率60.9%です。
前走の着差は?
「前走0.6〜1.0秒差の負け・1.1秒差以上の負け」は36頭で1勝・3着以内5頭(単勝回収率10.0%・複勝回収率36.4%)でした。それ以外の馬は単勝回収率62.5%・複勝回収率56.5%です。
前走の人気は?
「前走1番人気」は32頭で7勝・3着以内16頭(単勝回収率109.4%・複勝回収率81.2%)、「前走4番人気以下」は33頭で1勝・3着以内3頭(単勝回収率10.9%・複勝回収率15.5%)でした。それ以外の馬は単勝回収率0.0%・複勝回収率50.4%です。
枠は?
「7〜8枠」は31頭で3勝・3着以内7頭(単勝回収率24.2%・複勝回収率36.8%)でした。それ以外の馬は単勝回収率51.0%・複勝回収率54.6%です。
前走の馬体重の増減は?
「前走の馬体重が+4kg以上増」は31頭で2勝・3着以内7頭(単勝回収率12.6%・複勝回収率46.8%)でした。それ以外の馬は単勝回収率56.9%・複勝回収率49.5%です。
前走の着順は?
「前走4着以下」は29頭で1勝・3着以内4頭(単勝回収率12.4%・複勝回収率38.6%)でした。それ以外の馬は単勝回収率55.5%・複勝回収率53.2%です。
騎手の所属は?
「地元の騎手」は29頭で2勝・3着以内3頭(単勝回収率21.0%・複勝回収率19.0%)でした。それ以外の馬は単勝回収率51.6%・複勝回収率62.2%です。
前走3角の位置は?
「前走3角 1番手」は22頭で2勝・3着以内4頭(単勝回収率40.9%・複勝回収率32.3%)でした。それ以外の馬は単勝回収率42.3%・複勝回収率53.7%です。
7番人気以下は44頭いて1頭も勝っていません。大穴を狙うより、上位人気の中から追い切りと前走で絞るほうが合っているレースと言えそうです。
どうやって「しっかり傾向」を選んだのか?
地方競馬のデータで2018〜2025年の楠賞8回・のべ92頭を調べ、追い切りの記録(場所・強さ・時計・本数)も合わせて(追い切りは2021年からの5回)、単勝回収率・複勝回収率で確かめました。3歳馬の全国交流(地方の馬だけ)で、ほかの地区からも強い馬が来ます。2018年から1400mになったので、1400mの8回(2018〜2025年)だけを過去として数えています(それより前は1870mなどで、2013〜2017年は行われていません)。
追い切り・人気・枠・年齢・前走の着順や着差・前走の馬体重・2走前・重賞の実績・騎手・予想タイム指数・生産者・父と母の父の系統など、レース前に分かるものを全部で58のファクターにして、段に分けて調べました。そこから、次の条件をすべて満たしたものだけを残しています。
- 20頭以上いること
- 過去のレースを年ごとに、くじ引きのように選び直して何度も数え直しても、残りの馬より回収率が上(または下)になること
- その段の馬が出た年の3分の2以上で、同じ向きだったこと
- 人気の段ごとに比べても、同じ向きだったこと
1回のレースは十数頭しかいないので、細かく分けるほど、1頭の大穴で数字が大きく動きます。そこで、広い段でまとめて見て、年をまたいで続いているものだけを結論にしました。
調べたファクター:最終追切の場所/最終追切が坂路か/最終追切の強さ/最終追切の上がり3F/前走からの追切本数/最終追切の終い1F/最終追切の4F/併せ馬/1週前追切の場所/前走時と比べた調教の矢印/人気/枠/年齢/性別/斤量/馬体重/馬体重の増減/前走の場/前走からの距離/それまでの最長の好走距離/勝ち鞍の一番長い距離/長めの距離の実績/この競馬場の実績/この競馬場・この距離の実績/重賞の好走/前走の着順/前走の人気/前走の格/前走からの間隔/前走初角の位置/前走3角の位置/前走4角の位置/前走4角の位置(頭数比)/前走の上がり順位/前走の着差/前走の頭数/前走の枠/前走からの斤量/前走の馬体重/前走の馬体重の増減/前走の走破タイム順位/2走前の格/2走前の着順/重賞の勝ち数/重賞の出走数/このレースの出走経験/キャリア/予想タイム指数順位/騎手ランキング/調教師ランキング/騎手の乗り替わり/テン乗り/騎手の所属/転厩初戦/生産者/父の大系統/父の系統/母の父の大系統
よくある質問
楠賞で傾向が出ているのは?
この中間に3本以上追い切られた馬は20頭で3勝・単勝回収率131.0%でした。ほかに前走1番人気(32頭で7勝)、距離短縮(39頭で5勝)などです。7番人気以下は過去に1頭も勝っていません。
楠賞の追い切りで見るべきところは?
いちばんはっきりしていたのは、この中間の追い切りの本数です。追い切りのデータがある5回で、3本以上追い切られた馬は20頭で3勝・3着以内8頭(単勝回収率131.0%・複勝回収率78.5%)。1本だけの馬は21頭で1勝(単勝回収率13.8%・複勝回収率55.2%)でした。勝ち馬5頭のうち4頭は2本以上追い切られています。追い切りの欄を見るなら、まず本数を見る。
2026年の楠賞のファクター指数の上位は?
1位 ベストグリーン(+1)・2位 ココロネ(-3)・2位 アースインハマー(-3)・2位 スターオブアダム(-3)です。
まとめ
- 追い切りは「この中間に3本以上追い切られた馬は20頭で3勝・単勝回収率131.0%」
- 2026年のファクター指数は ベストグリーン(+1)・ココロネ(-3)・アースインハマー(-3)・スターオブアダム(-3) が上位
- 7番人気以下は過去に1頭も勝っていない
重賞の傾向は、聞いた話をそのまま信じるより、自分で数えて確かめると見え方が変わります。楠賞の馬券の参考に、ぜひ使ってください。
ほかにも、回収率が100%を超える条件を「競馬の回収率100%超えファクター集」にまとめています。
▶ 私が毎週150万円を賭けながら3年かけて作った競馬予想AIの全体像は、「競馬予想AIの作り方・完全ガイド」に最初から順にまとめています。
こういう「数えれば分かること」は、8年分を1頭ずつ、追い切りの時計まで数えないと見えてきません。その手間は私が先に引き受けて、これからも重賞ごとに傾向と指数をこのブログでお届けしていきます。



