ワイドと馬連どっちがいい|同じ2頭を704レース買って比べた結果

ワイドと馬連どっちがいい|同じ2頭を704レース買って比べた結果のアイキャッチ 競馬の勝ち方講座
横けん
この記事を書いた人=横けん
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ワイドと馬連はどっちがいいのかを、私の予想の本命◎と対抗○の同じ2頭で704レース買ったとして比べました。結論から言うと、同じ2頭ならワイドのほうが的中率16.9%(馬連は7.8%)・回収率84.0%(馬連は78.5%)で、どちらも上でした。週ごとの回収率の揺れも、ワイドのほうが小さくなりました。

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この記事でわかる3つの点

この記事でわかることは、次の3つの点です。

  1. 同じ2頭なら、馬連が当たったレースではワイドも必ず当たっていました。私の13週では、馬連の的中55回に対して、ワイドの的中は119回で、2倍以上でした。
  2. 回収率はワイド84.0%、馬連78.5%でした。ただし、この差ははっきりした差とまでは言えません(理由は下で数字ごとに書きます)。
  3. 13週の週ごとの回収率は、馬連が3.5%〜533.4%、ワイドが24.4%〜203.9%でした。9通りの買い方の中で、いちばん揺れが小さかったのは本命の複勝(回収率88.0%・的中率47.9%)です。

ここから下は、この3つを1つずつ説明していきます。

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結論:ワイドと馬連どっちがいいかは、同じ2頭ならワイドでした

私の予想の本命◎は、いちばん勝つと見た馬で、対抗○はその次の馬です。この2頭の組を、2026年8月1日〜10月25日の13週(中央の29開催日)で、1レース1点100円ずつ馬連とワイドの両方で買ったとして数えました。馬連は選んだ2頭が1着と2着(順番は問わない)に入ると当たる馬券、ワイドは選んだ2頭がどちらも3着以内に入ると当たる馬券です。

▼ 同じ704レースで、同じ2頭を馬連とワイドで買った結果の表です。

本命と対抗の同じ2頭を馬連とワイドで704レース買った的中率と回収率の表

▲ 本命◎と対抗○の2頭を、馬連とワイドで買った結果(13週・704レース)。色は回収率の高さを5段で表しています。

ワイドは704レースのうち119回当たり、的中率16.9%・回収率84.0%でした。馬連は55回当たり、的中率7.8%・回収率78.5%です。ワイドは、当たる回数が馬連の2倍以上で、回収率も上でした。

回収率の差がたまたまでないかも確かめました。同じ704レースを、くじ引きのように選び直して、ワイドと馬連の回収率を出し直すことを2万回くり返す方法です。2万回のうち、ワイドの回収率が馬連を上回った回は63.5%、馬連がワイドを上回った回は36.5%でした。ワイドが上回った回は馬連が上回った回より多いものの、3回に1回ほどは馬連が上なので、回収率の差は「はっきりワイドが上」とまでは言えません。表の右端の「95%区間」は、この2万回のうち95%の回が入った回収率の範囲で、ワイドは62.3〜108.3%、馬連は40.9〜135.5%でした。範囲が広いほど、結果が大きく揺れる買い方です。

この13週の数字でワイドと馬連の差がはっきり出たのは、回収率よりも、当たる回数の多さと、結果の揺れの小ささのほうでした。

同じ2頭なら、馬連が当たるレースではワイドも必ず当たります

ワイドのほうが当たる回数が多い理由は、馬券の決まりそのものにあります。2頭が1着と2着に入れば、2頭とも3着以内なので、ワイドも当たります。つまり、同じ2頭で買う限り、馬連が当たってワイドが外れることはありません。

▼ 同じ704レースを、本命◎と対抗○の着順で3つに分け、馬連とワイドの払戻の合計を数えた表です。

本命と対抗の着順ごとに馬連とワイドの払戻の合計を分けた表

▲ 馬連とワイドの払戻が、どの着順のレースから来たか(13週・704レース・1点100円)。馬連もワイドも、買った金額は70,400円ずつです。

本命◎と対抗○が1着と2着だった55レースでは、馬連もワイドも当たりました。この55レースの払戻は、馬連が合計55,230円、ワイドが合計20,680円で、馬連のほうが大きくなります。当たったレースの配当の真ん中の値は、馬連の配当が510円、ワイドの配当が250円で、馬連の配当はワイドの約2倍でした。

いっぽう、◎○の1頭が3着だった64レース(1着と3着が33レース、2着と3着が31レース)では、ワイドだけが当たり、合計38,440円の払戻がありました。ワイドの払戻の合計59,120円のうち、約65%がこの「ワイドだけ当たったレース」から来ています。なお、「どちらかが4着以下」の585レースには、◎と○が3着に同着だった1レースも入れています(ワイドの決まりでは外れになるためです)。

まとめると、馬連は「1着と2着が決まったときの払戻が大きい」買い方で、ワイドは「払戻は小さいかわりに、片方が3着でも拾える」買い方です。私の13週の本命と対抗では、ワイドが拾った3着のぶんが、馬連との払戻の差を上回りました。

何点まで広げるかは、別の記事「ワイドの点数はAI予想で何点?|3点までほぼ同じ・5番手で下がる」と「馬連の点数はAI予想で何点がいい?|5番手の馬まで広げると下がる」で数えています。この記事は、点数ではなく「同じ2頭をワイドと馬連のどちらで買うか」の話です。

週ごとに見ると、馬連は3.5%の週も533.4%の週もありました

13週まとめた回収率だけでは、毎週の馬券がどのくらい上下するかがわかりません。そこで、同じ週の同じレースで、馬連・ワイド・本命の複勝を買った回収率を週ごとに並べました。

13週の週ごとの馬連とワイドと本命の複勝の回収率の表

▲ 週ごとの回収率(13週)。週はその週の土曜の日付で表しています。レース数は、予想の記録に◎と○がそろって出走したレースの数なので、週によって36〜62レースと違います。赤いマスが100%以上の週、青いマスが80%未満の週です。

馬連は、いちばん低い週が3.5%(8月15日の週)、いちばん高い週が533.4%(9月26日の週)でした。100%を超えた週は13週のうち2週だけで、8月1日の週と8月15日の週は、1週で1回しか当たっていません。ワイドは、いちばん低い週が24.4%、いちばん高い週が203.9%で、100%を超えた週は4週でした。本命の複勝は、いちばん低い週が76.6%、いちばん高い週が102.9%で、13週ずっと76〜103%の間に収まっています。

馬連の13週の回収率78.5%は、9月12日の週(271.8%)と9月26日の週(533.4%)の2週で大きく押し上げられた数字です。どちらの週もワイドは100%を超えていましたが、ワイドは馬連ほど上下しませんでした。毎週同じ買い方を続けるなら、1週ごとの結果に気持ちを振り回されにくいのはワイドのほうです。

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9通りの買い方で、いちばん揺れが小さいのは本命の複勝でした

ワイドと馬連のほかの買い方も、同じ704レースで並べました(三連複だけは、相手の印の馬がいる703レースです)。単勝は選んだ馬が1着、複勝は選んだ馬が3着以内に入ると当たる馬券です。馬単は1着と2着を順番どおりに当てる馬券、三連複の◎○軸の流しは、本命と対抗を固定して、ほかの印の馬を3頭目にした組を順番を問わず買う方法です。

本命と対抗で9通りの買い方の的中率と回収率と95%区間の表

▲ 本命◎と対抗○を使った9通りの買い方(13週)。「区間の幅」は95%区間の上の端から下の端を引いた値で、小さいほど回収率の揺れが小さい買い方です。

95%区間の幅がいちばん小さかったのは本命の複勝で、回収率88.0%・的中率47.9%、95%区間は79.3〜96.9%でした。約2レースに1回当たり、回収率も9通りの中で三連複の次に高い数字です。2頭で組む買い方の中では、ワイドの区間の幅(46.0)が、馬連(94.5)・馬単◎→○(69.4)・馬単○→◎(148.6)より小さくなりました。

回収率が100%に届いたのは、三連複の◎○軸の流し(100.2%)だけです。ただ、三連複の95%区間は39.7〜198.3%で、ほかの8通りの買い方のどれよりも広く、数回の大きな払戻で数字が大きく動く買い方です。この13週の数字だけで、三連複がいちばん儲かるとは言えません。

私は10月28日の振り返りで、10月24日・25日の馬券について、馬連だけで買ったりして裏目に出たこと、単勝と複勝をシンプルにしっかり買っていった方がいいと思っていることを書きました。この表で見ると、本命の複勝の回収率88.0%は、馬連の78.5%やワイドの84.0%より高く、揺れもいちばん小さい数字でした。ただ、本命の複勝とワイドの差も、2万回の選び直しで本命の複勝が上になった回は65.5%で、はっきりした差とまでは言えません。

ワイドと馬連どっちで買うかを決める3つの目安

  1. 同じ2頭で買うなら、当たる回数はワイドが馬連より少なくなることはありません。馬連が当たるレースではワイドも必ず当たり、さらに片方が3着のレースもワイドは拾います。私の13週では、馬連55回に対してワイド119回で、2倍以上でした。
  2. 回収率の差だけで券種を決めないで、揺れの大きさも見ます。ワイド84.0%と馬連78.5%の差は、2万回の選び直しでワイドが上になった回が63.5%で、はっきりした差ではありません。揺れの大きさは、95%区間の幅(ワイド46.0・馬連94.5)や、週ごとの回収率の上下で確かめられます。
  3. 1週や2週の結果で券種を乗り換えないようにします。同じ馬連でも、3.5%の週と533.4%の週がありました。券種を比べるときは、何週分もまとめた数字で見ます。

この記事の数字の数え方

  • 使った印:私の最終的に決定した印(私が見直したあとの印)の本命◎と対抗○です。2026年8月1日〜10月25日の13週・中央の29開催日で、◎と○が1頭ずつあり、両方とも出走したレース(704レース)だけを数えました。どちらかが取消・除外などで着順のない6レースは数えていません。
  • 買い方:どの買い方も1レース1点100円ずつ買ったとして、払戻の合計を買った金額の合計で割った値を回収率にしています。単勝・複勝もレースごとに数えているので、単勝・複勝を馬ごとに数えた週ごとの振り返り(本命・対抗とも707頭)とは、小数点以下が少し違います。三連複は、◎○を軸に、▲△×と、その下の6・7・8の印の馬へ、消の馬を除いて1点100円ずつ流した場合です(703レース・3,109点)。
  • 払戻:馬連・ワイド・馬単・三連複はJRA-VANの払戻データ、単勝・複勝は予想の記録の払戻を使い、単勝・複勝はJRA-VANの払戻と1,408頭で食い違いがないことを確かめています。
  • 95%区間とワイドと馬連の比べ方:同じ数のレースをくじ引きのように選び直して回収率を出すことを2万回くり返し、そのうち95%の回が入った範囲を95%区間としています。ワイドと馬連の比べ方では、同じ選び直しのレースで両方の回収率を出し、ワイドが上になった回を数えました。
  • この数字の弱いところ:13週・704レースは、馬連のように当たる回数が少ない買い方には、まだ短い期間です。私の予想の印で数えた結果なので、ほかの人の印でも同じになるとは限りません。

この比べ方を始めたきっかけは、週ごとの振り返り「競馬の本命と対抗の買い方|9通りの馬券で比べた結果」に書いています。

まとめ:同じ2頭ならワイド、いちばん揺れが小さいのは本命の複勝でした

本命◎と対抗○の同じ2頭で704レース比べると、ワイドは的中率16.9%・回収率84.0%で、馬連の7.8%・78.5%をどちらも上回りました。馬連が当たったレースではワイドも必ず当たっていて、ワイドの払戻の約65%は、片方が3着だったレースから来ていました。9通りの買い方の中では、本命の複勝が回収率88.0%・的中率47.9%で、揺れがいちばん小さい買い方でした。

ワイドは、13週のうち4週で回収率100%を超え、10月24日・25日の週は155.3%でした。本命の複勝も、同じ週は101.2%です。同じ2頭でも、馬連をワイドに替えただけで、この13週では当たる回数が55回から119回に増え、週ごとの結果の上下も小さくなりました。印は同じままで、買い方を選ぶだけで変えられる所があるのは、馬券を続けるうえで希望の持てる数字です。このブログでは、毎週の予想の印ごとの回収率を、週ごとの振り返りの記事で数字のまま載せています。

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