初めましての方、こんにちは!毎週150万円の実弾を馬券に突っ込む男、横けんです。
この記事の結論を先に書きます。回収率を上げるために私がやめたのは、「単勝と複勝だけで勝負すること」でした。長年この形でやってきて、2026年の春にはっきり限界を感じ、馬連・ワイド・三連複を本格的に組み合わせる形へ切り替えました。
理由はシンプルで、単勝と複勝だけだとレースの「型」に対応できないからです。1頭だけ抜けているレース、4頭が横一線のレース、大混戦のレース——これらは本来まったく違う買い方をすべきなのに、単複しか持っていないと「1頭に賭ける」という同じ形しか取れません。しかもAI予想が普及した今は、妙味のある馬が見つかっても直前にオッズを食われて消えることが増えました。
以下、なぜ限界だと判断したのか、なぜ今まではできなかったのか、そして代わりに何を用意したのかを順に書きます。記事の後半には、この決断をした週の実弾収支と、自信度別の回収率をそのまま公開しています。
▶ 私が毎週150万円を賭けながら3年かけて作った競馬予想AIの全体像は、「競馬予想AIの作り方・完全ガイド」に最初から順にまとめています。
【単複オンリーの勝負をやめる時がついに来た】
私は現状、たまに馬連ワイドも買いますが、基本的には単勝と複勝のみで勝負してきました。
ただ、これはもう限界ですね。単勝と複勝だけの勝負は完全にやめます。
やめると言って、また元に戻ったりということをここ何年か繰り返していましたが、今回で確実にやめます。
もちろん、単勝と複勝も買いますけどね。
理由なんですが、単勝と複勝だけだと臨機応変さがないからです。
たとえば、レースの予想をしていても、4頭が抜けているというパターンもあります。
また、6頭と他は差があるパターン、大混戦でどんぐりの背比べパターン、2頭の穴馬が面白いパターン、ガチガチ1番人気ともう1頭が良いパターン、とか色々あります。
こういうパターンには対応できず単複勝負だと、1頭が抜けているか1頭だけが妙味があるパターンしか対応できません。
そして、昨今のAI隆盛時代においては、1頭面白い馬がいても、急激にオッズが下がって食われてしまうということも結構あり、1頭だけを狙い撃ちするだけでは、ダメだという結論となったからです。
【今までなぜできなかったのか?】
じゃあ、なんで今までやってこなかったのかというと、1点目の理由としては、全レースを予想しているので、これぞという1頭に絞ってやった方が効率的で、全レース、全頭の精度にこだわるのは時間的に無理だったからですね。
ただ、この問題は、私はAIを導入することにより、劇的に変わりました。AIで予想するだけでは、全レース予想で全頭の精度を上げるのは難しいとおもいます。
短い時間でAIの予測値を汲んで、予想印に生かすツールなども含めて必要なのですが、これも準備が整いました。
AIの数値をもとにこのように自動的に印を構築するシステムを運用していますので、早く最大限の精度を保つことができるようになりました。

もう1つの問題は三連複や馬連やワイド、などの買い目を作成するのにものすごく時間がかかるという問題ですね。
こっちの方が私には大きくて、全レース予想していると、三連複や馬連やワイドまで買い目を作っている時間がないんですよ。
10分ごとにレースが押し寄せてきますし、SNSもやって、パドックを見て、レースもチェックして、予想を確定して、見解を書いて。。とやっていたら、買い目を作成する暇がなかったんですね。
これが馬連や三連複などをやれなかった理由でした。
しかし、これも買い目を作るシステムを構築しましたので、もう大丈夫です。
買い目の構築には下のような画像にあるツールを使います。

このボタンは何種類かありまして、大混戦用の買い目作成ボタン、2頭軸用の買い目作成ボタン、1頭軸用の買い目ボタンが複数、ボックス買いの買い目作成ボタン、などなどがあります。
各レース予想をしながら、大混戦パターンなのか、2頭軸なのか、1頭軸なのか、ボックスなのかを決定して、すぐに買い目が出せるようにしました。
馬連、ワイド、三連複の期待値計算も全自動でできるようになっていますので、おいしいオッズかどうかの見極めもばっちりですね。
そして、この買い目をすぐに、馬券購入アプリに移動させてすぐに購入できるようにしました。
ここまでのお膳立てを構築することに成功しましたので、もう単複だけに依存することはありません。
しっかりどの状況でも儲けられるようにがんばっていきます。
これで印上位3頭で決まっているのに、複勝しか買っていなくてトリガミ、みたいなことも防げるのではないかと考えています。
【追記】その後どうなったか — 2026年7月時点
この記事を書いてから数か月経ったので、実際にどうなったかを正直に書き足しておきます。
①「単複だけをやめる」という判断自体は正解でした。連系(馬連・ワイド・三連複)を組み合わせられるようになったことで、印上位3頭で決着したのに複勝しか持っていなくてトリガミ、という取りこぼしは確実に減りました。
②ただし「連系を買えば勝てる」ではありませんでした。自分の購入履歴を券種別に集計し直したところ、少ない点数に大きく張る買い方が、一番お金を減らしていたと分かりました。当たれば大きいぶん、外れたときの穴も深い。今は本命を軸にして薄く広く配分する形に組み替えています。買い目は「何を買うか」より「いくらずつ買うか」で成績が変わる——これが連系を導入して一番学んだことです。
③本命(◎)の決め方も変えました。以前は「一番来そうな馬」を本命にしていましたが、今は的中率ではなく回収率で本命を選んでいます。よく当たる馬を本命にすると気持ちはいいのですが、人気馬に寄るので儲かりません。ただし当たらなすぎるのも予想家として失格なので、「的中率の下限を守ったうえで回収率を最大化する」という制約付きの設計にしています。
④AIの中身も別物になりました。この記事の時点から改良を重ね、現在AIに読ませている項目(特徴量)は3,784列あります。「これ1つで回収率150%」という魔法の指標は存在しないので、単体では回収率を1%も動かさないような地味なサインを、何百個と束ねるという方針でやっています。
⑤そして、良すぎる数字は片っ端から疑うようになりました。実際に、自分で見つけた「回収率122%の必勝サイン」が、調べてみたらプログラムのミスでこっそり着順を覗いていただけだった、ということがありました。正しく直したら76%まで崩壊しました。ほかにも、オッズをざっくり平均で概算して「102%の黒字」と思っていた買い方が、実際の払戻データで計算し直すと71%の赤字だった、ということもありました。数字そのものより、その数字がどう測られたかのほうが100倍大事です。
詳しくはこちらの記事に書きました。→ 競馬予想AIの実力|使って分かった長所と限界(回収率122%が罠だった話)
【参考】この決断をした週(2026年4月11〜12日)の実弾収支
ここからは、この判断をした当時の週次記録です。負けた金額もそのまま載せています。毎週の実弾収支は今週の競馬激闘譜で公開しています。
この週に実際に的中させた馬券です。集計だけでなく現物も残しています。

先週の収支ですが
4月11日(土)は34万6000円のマイナス
4月12日(日)は21万8400円のマイナス
ということで大敗してしまっております。
本当にどうしたことでしょう、という感じでございますね。
まず、毎週恒例の自信度4以上の成績をみてみましょう、こちらです!

こんなに負けているのに自信度4以上では完全にプラスなんですよ!
ですので、Xで公開した予想ベースでは完全にプラスなのです。
人気どころも穴馬もきっちりとどの人気帯でも当てているのです。
ですが、自信度5にした途端こなくなり、自信度4は爆儲けというような週となりました。
自信度4の回収率は単勝181%、複勝149%となっています。
いやー、本当に不可解ですね。こんなのは私の人生でははじめてといっていいかもしれないです。
先週はAIの調整ミスで負けてしまいましたが、今週はAIの調整を見直して、良い予想をしているはずなのですが、お金を賭けた途端に来なくなるということに見舞われております。
本当に今までと何も変えてないので、これはいわゆる下振れと判断をしております。
とはいえ、もちろん対策を考えておりますので、それを今から書いていきます。



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