初めましての方、こんにちは!毎週150万円の実弾を馬券に突っ込む男、横けんです。
前回は、今回1400m以下のレースに、前走で逃げた馬が距離短縮で出てきたときを調べました。今回はその続きで、今回1600m以上のレースです。
今回のレースが1600m以上なら、短距離ほどスタートから流れが速くありません。前走で逃げた馬なら、距離が短くなってもまた楽にハナを切れそうに思えます。でも実際には、思ったより前に行けず、そのまま馬群に沈んでしまうレースも、よく見かけます。
あなたも、そんなレースを見てきたのではないでしょうか?
実際のところ、今回1600m以上のレースでも、距離短縮の前走逃げは案外前に行けずに勝てないのか?はたまた、前に行けなくても、馬券では損をしないのか?検証しました。
確かめたのは、次の3つの疑問です。
- 今回1600m以上のレースでも、距離短縮だと前走と同じ位置が取りづらいのか?
- 位置が取りづらくなると、成績(3着以内に来る率)も落ちるのか?
- では結局、今回1600m以上のレースで、距離短縮の前走逃げは馬券で狙えないのか?(回収率)
後半では、今回の距離と人気で、どの馬をどう扱えばいいかの早見表と、逃げ損ねたときにどうなるかも確かめています。
この記事は、今回1600m以上のレースに、前走で逃げた馬が距離短縮で出てきたときに狙えるのかを、中央競馬の前走で逃げた馬4,366頭ぶん(前走と同じ距離の馬と、前走より200m以上短くなった馬・2021年2月〜2026年9月)のデータで確かめた結果です。
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この記事の結論(先に書きます)
距離短縮の前走逃げ馬をどう扱えばいいかは、今回の距離と、その馬の人気で決まりました。どちらも馬券を買う前に分かります。
▼ 前走で逃げた馬(前走の最初のコーナーを1番手で通過した馬)だけを数えた表です。前走と今回が同じクラスの馬に限っています
| 今回のレースの距離 | 1〜3番人気の前走逃げ馬 | 4番人気より下の前走逃げ馬 |
|---|---|---|
| 今回1600〜2000m | 買い(割り引かない) | 買い(単勝でかなり狙える) |
| 今回2000m超 | 軽視 | 軽視 |
- ① 今回1600〜2000mのレースなら、距離短縮の前走逃げ馬は人気に関係なく買い。1〜3番人気は複勝の回収率89%・単勝の回収率80%(1〜3番人気の全馬は83%・78%)。割り引く理由はありません。
- ② とくに人気薄は、単勝でかなり狙える。4番人気より下は単勝の回収率106%(4番人気より下の全馬は72%)で、6年すべてで全馬を上回りました。
- ③ 今回2000mを超えるレースだけは軽視。複勝の回収率は1〜3番人気54%(全馬83%)、4番人気より下53%(全馬66%)。頭数は少なめです。
- 理由:逃げられたら回収率が大きく上がり、逃げられなくても前走と同じ距離の前走逃げた馬より上だから。単勝の回収率は、今回も逃げられたとき89% → 166%、逃げられなかったとき48% → 83%(前走と同じ距離 → 200m以上短縮)。
この結論にたどり着くまでに、分かったことがあります。
- 前に行きづらいのは本当でした。前走で逃げた馬が今回も逃げられた率は、前走と同じ距離なら33.8%、200m以上短くなると20.9%(今回1600〜2000mをまとめた数字)。
- 3着以内に来る率も下がります。でも、人気が下がったぶんだけでした。3着以内率は29.5% → 23.0%で、6年すべてで下がっています。ただ、同じ人気の段どうしで比べると、ほとんど変わりません。
- 人気が下がって配当が高くなるのに、走りは人気ほど落ちていないので、回収率はむしろ上がります。単勝の回収率は62% → 100.3%で、今回1600〜2000mの全馬の73%を大きく上回りました。複勝の回収率は70% → 77%です。
集計期間: 2021年2月〜2026年9月/中央競馬・前走と今走が同じクラスの前走逃げ馬/障害レースを除く/複勝は実際の払戻データで計算
まず、この記事で使う言葉の意味をはっきり決めます
「前走で逃げた馬」とは、前のレースで最初のコーナーを1番手で通過した馬のことです。「今回も逃げた」は今回も最初のコーナーを1番手で、「逃げ損ねた」は2番手以下で通過したことです。
「距離短縮」は、前走より200m以上短いレースに出てきた馬です。比べる相手は、前走と同じ距離のレースに出てきた前走逃げ馬です。
クラスが変わると相手の強さまで変わってしまうので、前走と今走が同じクラスの馬だけを見ます。今回の距離は、1600m戦・1700m戦・1800〜2000m戦・2000m超の4つに分けました。
今回1600m以上のレースでも、距離短縮だと前走と同じ位置が取りづらいのか?
まず、説の前半「案外前に行けない」から確かめます。今回の距離ごとに、前走と同じ距離の馬と、200m以上短くなった馬を並べました。色は、同じ距離の「前走と同じ距離」の行と比べて付けています。
▼ 前走で逃げた馬(前走の最初のコーナーを1番手で通過した馬)だけを数えた表です。前走と今回が同じクラスの馬に限っています
| 今回の距離 | 前走からの距離 | 頭数 | 今回も逃げた率 | 5番手以下になった率 | 3着以内率 | 単勝の回収率 | 複勝の回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1600m戦 | 前走と同じ距離 | 459 | 33.1% | 25.5% | 26.4% | 46% | 67% |
| 1600m戦 | 200m以上 短縮 | 456 | 23.2% | 37.7% | 21.1% | 92% | 76% |
| 1700m戦 | 前走と同じ距離 | 354 | 31.6% | 24.9% | 29.4% | 55% | 75% |
| 1700m戦 | 200m以上 短縮 | 108 | 16.7% | 41.7% | 28.7% | 95% | 80% |
| 1800〜2000m戦 | 前走と同じ距離 | 1,882 | 34.4% | 22.2% | 30.3% | 67% | 70% |
| 1800〜2000m戦 | 200m以上 短縮 | 761 | 20.1% | 39.8% | 23.4% | 106% | 76% |
| 2000m超 | 前走と同じ距離 | 229 | 34.5% | 22.3% | 23.6% | 76% | 73% |
| 2000m超 | 200m以上 短縮 | 117 | 29.1% | 24.8% | 20.5% | 37% | 53% |
| 1600〜2000mまとめ | 前走と同じ距離 | 2,695 | 33.8% | 23.1% | 29.5% | 62% | 70% |
| 1600〜2000mまとめ | 200m以上 短縮 | 1,325 | 20.9% | 39.2% | 23.0% | 100.3% | 77% |
赤が濃い=基準よりかなり良い 薄い赤=少し良い 薄い青=少し悪い 青が濃い=基準よりかなり悪い
基準=同じ距離の「前走と同じ距離」の行
今回1600〜2000mをまとめると、今回も逃げられた率は33.8% → 20.9%、5番手以下になった率は23.1% → 39.2%。前に行きづらいのは本当でした。ただ2000m超だけは、今回も逃げられた率が34.5% → 29.1%で、あまり変わりません。長い距離はスタートからの流れがゆるいので、距離が短くなっても前に行けるのだと思います。
位置が取りづらくなると、3着以内に来る率も落ちるのか?
次に、説の後半「勝てない」です。今回1600〜2000mをまとめると、3着以内率は29.5% → 23.0%。6年すべてで下がっていました。ここまでは説のとおりです。
ただ、距離短縮の前走逃げ馬は、前走と同じ距離の前走逃げ馬より、人気のない馬が多く混ざっています。人気は強さの目安なので、人気が下がれば3着以内に来る数が減るのは当たり前です。知りたいのは「人気が下がったぶん以上に落ちているか」。そこが、馬券で損をするかどうかの分かれ目です。そこで、人気を4つの段に分けて、同じ段の中で前走と同じ距離の馬と距離短縮の馬を並べました(今回1600〜2000mをまとめた数字)。
▼ 前走で逃げた馬(前走の最初のコーナーを1番手で通過した馬)だけを数えた表です。前走と今回が同じクラスの馬に限っています
| 人気 | 前走からの距離 | 頭数 | 3着以内率 | 単勝の回収率 | 複勝の回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜3番人気 | 前走と同じ距離 | 964 | 54.6% | 79% | 83% |
| 1〜3番人気 | 200m以上 短縮 | 303 | 52.5% | 80% | 89% |
| 4〜6番人気 | 前走と同じ距離 | 763 | 24.5% | 67% | 71% |
| 4〜6番人気 | 200m以上 短縮 | 350 | 24.6% | 91% | 69% |
| 7〜9番人気 | 前走と同じ距離 | 526 | 12.7% | 45% | 69% |
| 7〜9番人気 | 200m以上 短縮 | 293 | 13.7% | 73% | 86% |
| 10番人気以下 | 前走と同じ距離 | 442 | 3.6% | 39% | 41% |
| 10番人気以下 | 200m以上 短縮 | 379 | 5.3% | 146% | 66% |
赤が濃い=基準よりかなり良い 薄い赤=少し良い 薄い青=少し悪い 青が濃い=基準よりかなり悪い
基準=同じ人気の段の「前走と同じ距離」の行
同じ人気の段どうしなら、3着以内率はほとんど変わりません(1〜3番人気54.6% → 52.5%、4〜6番人気24.5% → 24.6%)。全体で下がって見えたのは、人気のない馬が多く混ざっていたからでした。
そして回収率です。人気が下がって配当は高くなるのに、走りは人気ほど落ちていない。そのため、回収率が上がります。今回1600〜2000mをまとめた単勝の回収率は、前走と同じ距離の前走逃げた馬が62%、200m以上短くなった前走逃げた馬は100.3%。今回1600〜2000mの全馬(73%)を大きく上回ります。複勝の回収率は70% → 77%。前に行きづらいのは本当。でも馬券では、むしろ狙える馬でした。
結論:今回1600m以上のレースで、距離短縮の前走逃げ馬は、どの距離の、どの人気なら狙えるのか?
今回どこを走るかはレースが終わるまで分かりませんが、今回の距離と人気は、買う前に分かります。そこで距離ごとに、1〜3番人気と4番人気より下に分けて並べました。比べる相手は、同じ距離で同じ人気の全馬(前走の位置を問わない)です。
▼ 前走で逃げた馬(前走の最初のコーナーを1番手で通過した馬)だけを数えた表です。前走と今回が同じクラスの馬に限っています
| 今回の距離 | 人気 | 前走からの距離 | 頭数 | 3着以内率 | 単勝の回収率 | 複勝の回収率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1600m戦 | 1〜3番人気 | (参考)この距離の同じ人気の全馬 | 3,596 | 52.1% | 81% | 82% |
| 1600m戦 | 1〜3番人気 | 前走と同じ距離 | 142 | 52.1% | 87% | 78% |
| 1600m戦 | 1〜3番人気 | 200m以上 短縮 | 83 | 48.2% | 78% | 82% |
| 1600m戦 | 4番人気より下 | (参考)この距離の同じ人気の全馬 | 14,143 | 13.0% | 68% | 69% |
| 1600m戦 | 4番人気より下 | 前走と同じ距離 | 317 | 14.8% | 28% | 62% |
| 1600m戦 | 4番人気より下 | 200m以上 短縮 | 373 | 15.0% | 95% | 75% |
| 1700m戦 | 1〜3番人気 | (参考)この距離の同じ人気の全馬 | 2,933 | 51.2% | 77% | 82% |
| 1700m戦 | 1〜3番人気 | 前走と同じ距離 | 152 | 50.0% | 83% | 78% |
| 1700m戦 | 1〜3番人気 | 200m以上 短縮 ⚠少 | 33 | 60.6% | 102% | 112% |
| 1700m戦 | 4番人気より下 | (参考)この距離の同じ人気の全馬 | 10,814 | 14.0% | 81% | 73% |
| 1700m戦 | 4番人気より下 | 前走と同じ距離 | 202 | 13.9% | 34% | 73% |
| 1700m戦 | 4番人気より下 | 200m以上 短縮 | 75 | 14.7% | 91% | 66% |
| 1800〜2000m戦 | 1〜3番人気 | (参考)この距離の同じ人気の全馬 | 12,700 | 54.2% | 78% | 84% |
| 1800〜2000m戦 | 1〜3番人気 | 前走と同じ距離 | 670 | 56.1% | 76% | 86% |
| 1800〜2000m戦 | 1〜3番人気 | 200m以上 短縮 | 187 | 52.9% | 77% | 87% |
| 1800〜2000m戦 | 4番人気より下 | (参考)この距離の同じ人気の全馬 | 45,852 | 13.5% | 70% | 70% |
| 1800〜2000m戦 | 4番人気より下 | 前走と同じ距離 | 1,212 | 16.1% | 63% | 61% |
| 1800〜2000m戦 | 4番人気より下 | 200m以上 短縮 | 574 | 13.8% | 116% | 73% |
| 2000m超 | 1〜3番人気 | (参考)この距離の同じ人気の全馬 | 2,972 | 53.1% | 76% | 83% |
| 2000m超 | 1〜3番人気 | 前走と同じ距離 | 69 | 37.7% | 43% | 54% |
| 2000m超 | 1〜3番人気 | 200m以上 短縮 ⚠少 | 30 | 36.7% | 62% | 54% |
| 2000m超 | 4番人気より下 | (参考)この距離の同じ人気の全馬 | 10,534 | 13.4% | 62% | 66% |
| 2000m超 | 4番人気より下 | 前走と同じ距離 | 160 | 17.5% | 90% | 82% |
| 2000m超 | 4番人気より下 | 200m以上 短縮 | 87 | 14.9% | 28% | 53% |
赤が濃い=基準よりかなり良い 薄い赤=少し良い 薄い青=少し悪い 青が濃い=基準よりかなり悪い
基準=(参考)この距離の同じ人気の全馬
今回1600〜2000mのレースなら、人気に関係なく買い
2000m超を除いて、今回1600〜2000mのレースをまとめると、1〜3番人気の距離短縮の前走逃げ馬は複勝の回収率89%・単勝の回収率80%(1〜3番人気の全馬83%・78%)。4番人気より下は単勝の回収率106%・複勝の回収率73%(4番人気より下の全馬72%・70%)。どちらの人気でも、割り引く理由はありません。距離ごとに見ても、1600m戦・1700m戦・1800〜2000m戦のどれも、全馬より大きく下回るところはありませんでした(1700m戦の1〜3番人気は複勝の回収率112%と高いですが、33頭しかいません)。
とくに人気薄は、単勝でかなり狙える
4番人気より下の単勝の回収率が全馬を上回った年は、6年のうち6年。毎年です。今回1600〜2000mをまとめると、1,022頭のうち49頭が勝ち、14番人気・単勝146.2倍、11番人気・単勝82.8倍、14番人気・単勝67.0倍という勝ち馬がいました。複勝は全馬とほぼ同じなので、人気薄は単勝で狙うのが合っています。
今回2000mを超えるレースだけは軽視
2000m超では、4番人気より下の距離短縮の前走逃げ馬は、単勝の回収率28%・複勝の回収率53%。全馬(62%・66%)より下です。1〜3番人気も複勝の回収率54%(全馬83%)でした。ただしこれは距離短縮のせいではなく、前走と同じ距離の1〜3番人気の前走逃げ馬も54%です。長い距離では、前走で逃げた人気馬そのものが買われすぎているのだと思います。1〜3番人気の距離短縮は30頭と少ないので、ここも参考です。
なぜ、前に行きづらいのに回収率が落ちないのか?
ここがいちばん気になるところだと思います。前に行けないのに、なぜ馬券では損をしないのか?
そこで、今回1600〜2000mのレースに出てきた前走逃げた馬を、今回も逃げられたか、逃げられなかったかで分けて、前走と同じ距離の前走逃げた馬と回収率を比べました。ただし、今回逃げられるかはレースが終わるまで分かりません。ここは馬券の条件ではなく、理由を確かめるための表です。
▼ 前走で逃げた馬(前走の最初のコーナーを1番手で通過した馬)だけを数えた表です。前走と今回が同じクラスの馬に限っています
| 今回のレースで | 前走からの距離 | 頭数 | 単勝の回収率 | 複勝の回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 今回も逃げられた | 前走と同じ距離 | 911 | 89% | 99% |
| 今回も逃げられた | 200m以上 短縮 | 277 | 166% | 126% |
| 今回は逃げられず | 前走と同じ距離 | 1,784 | 48% | 55% |
| 今回は逃げられず | 200m以上 短縮 | 1,048 | 83% | 63% |
逃げられたら、回収率は大きく上がります。単勝の回収率は89% → 166%、複勝の回収率は99% → 126%(6年のうち5年で単勝が上)。逃げられなくても、前走と同じ距離の前走逃げた馬より上です。単勝の回収率は48% → 83%、複勝の回収率は55% → 63%(6年のうち5年で単勝が上)。
ただし、1〜3番人気で逃げられなかったときは、前走と同じ距離とほぼ同じでした(単勝の回収率65%・59%、複勝の回収率72%・74%)。逃げられなくても上になるのは、主に4番人気より下の馬です(単勝の回収率40% → 89%)。
逃げられなくても配当がつくのは、距離短縮の前走逃げた馬の81%が前走で4着以下に負けていて(前走と同じ距離は60%)、その着順で人気が下がっているからです。
まとめ:今回1600m以上のレースで、距離短縮の前走逃げは狙えないのか?
▼ 前走で逃げた馬(前走の最初のコーナーを1番手で通過した馬)だけを数えた表です。前走と今回が同じクラスの馬に限っています
| 今回のレースの距離 | 1〜3番人気の前走逃げ馬 | 4番人気より下の前走逃げ馬 |
|---|---|---|
| 今回1600〜2000m | 買い(割り引かない) | 買い(単勝でかなり狙える) |
| 今回2000m超 | 軽視 | 軽視 |
- ① 今回1600〜2000mのレースなら、距離短縮の前走逃げ馬は人気に関係なく買い。1〜3番人気は複勝の回収率89%・単勝の回収率80%(1〜3番人気の全馬は83%・78%)。割り引く理由はありません。
- ② とくに人気薄は、単勝でかなり狙える。4番人気より下は単勝の回収率106%(4番人気より下の全馬は72%)で、6年すべてで全馬を上回りました。
- ③ 今回2000mを超えるレースだけは軽視。複勝の回収率は1〜3番人気54%(全馬83%)、4番人気より下53%(全馬66%)。頭数は少なめです。
- 理由:逃げられたら回収率が大きく上がり、逃げられなくても前走と同じ距離の前走逃げた馬より上だから。単勝の回収率は、今回も逃げられたとき89% → 166%、逃げられなかったとき48% → 83%(前走と同じ距離 → 200m以上短縮)。
- 前に行きづらいのは本当です。今回も逃げられた率は33.8% → 20.9%(今回1600〜2000m)。3着以内率も下がりますが、同じ人気の段どうしならほとんど変わらず、回収率は落ちていません。
前走で逃げた馬が距離短縮で出てくると、私は「前に行けずに終わる」と決めつけていました。1600m以上では、その決めつけは馬券では損でした。今回1600〜2000mのレースなら、人気に関係なく買う。人気薄は単勝で狙う。2000m超だけは軽視する。これからは、今回の距離と人気で分けて見ます。
よくある質問
Q. 400m以上の大きな距離短縮でも同じですか?
A. 今回1600〜2000mのレースで400m以上短くなると、3着以内率は17.3%まで下がります(200m以上短くなった馬全体は23.0%)。ただ人気も下がるので、単勝の回収率は91%、複勝の回収率は69%(前走と同じ距離の前走逃げた馬は62%・70%)。単勝は上、複勝はほぼ同じで、大きく短くなっても割り引くほどではありませんでした。ただし387頭と少なめです。
Q. 1400m以下編と結論が違うのはなぜですか?
A. 1400m以下では、4番人気より下の距離短縮は3着以内率がはっきり下がり、軽視でした。1600m以上では、同じ人気の段どうしなら3着以内率が落ちていません。流れがゆるいぶん、位置を落としても挽回できる余地があるのだと思います。
今回1600〜2000mのレースなら、距離短縮の前走逃げ馬は人気に関係なく買えます。みんなが嫌うぶん、嫌わずに買えば差がつきます。このシリーズは、私が先に4,366頭ぶんのデータで確かめて、分かったことを全部このブログに書いていきます。次回は、前走で2番手だった馬の距離短縮です。前走で逃げた馬と2番手だった馬で、同じことが起きるのでしょうか?
▶ シリーズの他の回です。今回1400m以下のレースは「距離短縮の逃げ馬①1400メートル以下編|案外前に行けず勝てない説を検証」、前走で2番手だった馬は「距離短縮の前走2番手③|案外前に行けず勝てない説を検証」に書いています。




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