初めましての方、こんにちは!毎週150万円の実弾を馬券に突っ込む男、横けんです。
この記事の結論を先に書きます。AIが出す情報の中でいちばん信用できるのは、「この馬は3着以内に来ない」という判定です。逆に、いちばん信用できないのが「単勝の期待値が高い」という情報でした。
理由はAIの学習のしかたにあります。1着になる馬より4着以下になる馬のほうが圧倒的に数が多いので、AIは「来ない」側をよく学んでいます。だから単勝の期待値が1.6でも、複勝の期待値が0.38なら、先に見るべきは0.38のほうです。
以下、この気づきに至った経緯を書きます。記事の後半には、この週の実弾収支もそのまま公開しています。
▶ 私が毎週150万円を賭けながら3年かけて作った競馬予想AIの全体像は、「競馬予想AIの作り方・完全ガイド」に最初から順にまとめています。
【これまでのAIの私の使い方は間違っていた】
横けんAIを運用し始めたのは2025年11月20日からになります。
今まで、AIで予想をしてきましたが、私はAIというものをうまく理解できていなかったのかもしれないというのが1つあります。
私はこれまで、AIが算出する単勝の期待値ばかりを見ていました。
これがちょっとAIがわかってない人の使い方だったと猛省しております。
AIが出してくれる情報を大まかに4つに分けて
- 単勝期待値が高い馬
- 単勝期待値が低い馬
- 複勝期待値が高い馬
- 複勝期待値が低い馬
の4つに分けるとします。
この場合、最も信用できる情報は、「複勝期待値が低い馬」、これが最も信用できる情報だった訳です。
逆に、信用度で一番低いのは「単勝期待値が高い馬」となります。
なんで、そうなるのかというと、AIはこれまでの傾向から学習していきますよね。
学習して得た分析をもとに、今必要な分析もやってくれる訳です。
AIが学習しているのは、1着の馬、3着以内の馬、4着以下だった馬をそれぞれ学習しますよね。
つまり、4着以下だった馬の学習の方が、1着の馬の学習より遥かに学習が進んでいるということです。
ということで、AIが「複勝3着以内に来ない!」と強めに言っている馬はまず来ないと考えてよい、ということだったんですね。
こういうケースがあったりします。
単勝の期待値が1.6、複勝の期待値が0.38 みたいに出てくる馬ですね。
こういう馬って結構いるんですよ!
この場合、まずは、複勝の期待値0.38に着目しないといけなかった訳です。
3着以内の方がAIはよく学んでいます。1着に来るには3着以内に来ないと1着にはなれませんからね!
だから、単勝の期待値が高いといっても、複勝の期待値が低ければ、とりあえず、あまり信用できないと考えなければいけなかったわけです。
私はこういうことがあまり頭になく、自分の事前の予想に、単勝の期待値が高い馬を本命という基準でAIを使っていましたが、真に信用できる情報は、AIが算出したこの馬は3着に来ない、という情報だった訳です。
【複勝期待値をベースに予想してみたところ】
これに私は代替競馬がある予定だったのに、開催がなくなった月曜に気づくことになりました。
それで、このように、3着以内に来ないという情報を最重要視して、予想してみた火曜の結果がこういう感じの結果となりました。

なんと、消の回収率は、単勝回収率0%、複勝回収率24%
6番手7番手8番手もほとんど馬券に絡まず、4番手までに高回収率が集中するという結果となりました。
これは今までの私にはなかったですね。
この成績は、自信度3以下も入ってしまっています。これだと、後出しになっちゃいますから、自信度4以上のXでレースより先に予想を公開したものだけのものだと、こういう結果となります。

ほとんど印上位しか勝っていないことがわかります。
これだったのか!という感じが今しております。AIの本当の使い方がようやくわかった気がしますね。
【単勝獲れない問題はどうするのか?】
さて、そうはいっても、私が今負けているのは単勝だけ負けております。
単勝を獲るにはどうしたらいいのかということを考えて、ある結論が出ました。
それは、最後の判断もAIにやってもらおう、という結論となっています。
どういうことかというと、横けんAIは馬体重発表後に出そろいます。
そこから、発走から20分くらいまで、すなわち、5分くらいで、予想を決めて、見解を書いて、Xでツイートできるように準備をしないといけません。
ただ、予想印を判断するには今のところ
- 横けんAI5年モデルの単勝と複勝
- 横けんAI1年モデルの単勝と複勝
さらに
- 最終のオッズがどうなるのかを予想して、期待値を推し量る作業
ということを一辺にやらないといけない状況で、それゆえに、最後の最後の判断が甘くなっているのだと考えました。
そして、全レース予想をする私は、この状況が変わることはありません。
ならば、もう最終判断はAIにやってもらおうということで
- 横けん予想AI5年モデルの結果
- 横けん予想AI1年モデルの結果
- 私が最終的にオッズがどうなるかをいつも判断しているデータ
これをAIに渡して、本命がどれで対抗がどれで、と決めてもらおうと思っています。
というのは、火曜の予想をこれらをAIに渡してやってもらってたのですよ。
そしたら
東京7レースのテリオスサラ単勝43倍も本命
京都12レースのディニトーソ単勝33.6倍も本命だと、AIは言ったのですよ!
AIというのはGoogleのジェミニですね。
私は、直前でその判断ができなかった。
まさに、もう脚にあてるだけでゴールを決めればいいだけなのに、決めれなかった、ひと昔前のサッカー日本代表のようなことをしているわけですから、最終の判断はAIでいいだろうということを思っています。
私はあくまでも、司令塔であり、指揮者であり、予想のマネージメントをやればいい訳ですね。
私の予想にも色々なカテゴリーがありますから、そのカテゴリーを任せられるところは任せようということを思っております。
そういう感じで、このことを踏まえて、今週どうなっていくか、楽しみにしているという次第です。
【追記】その後どうなったか — 2026年7月時点
この記事を書いてから5か月ほど経ったので、その後の話を足しておきます。
①「来ない判定がいちばん当たる」という気づきは、その後さらに確かなものになりました。今は複勝の判定を、予想の表に専用の列として出すようにしています。
②消しの精度が上がると、予想全体が安定します。私は出走頭数の半分以上を消しにしていますが、その消した馬の回収率が極端に低いことが、予想全体の土台を支えています。→ 消しの技術が横けん予想を支えている話
③本命の決め方も変えました。今は的中率ではなく回収率で本命を選び、そのうえで的中率の下限を守る、という制約付きの設計にしています。
④AIの中身も別物になりました。現在の特徴量は3,784列。そして良すぎる数字は疑うようになり、実際に「回収率122%」が測り方のミスで76%だったこともあります。→ 競馬予想AIの実力|使って分かった長所と限界
【参考】この記事を書いた週(2026年2月7〜10日)の実弾収支
ここからは当時の週次記録です。負けた金額もそのまま載せています。毎週の実弾収支は今週の競馬激闘譜で公開しています。
この週に実際に的中させた馬券です。集計だけでなく現物も残しています。

先週の結果ですが
2月7日(土)は10万6000円の負け
2月8日(日)は1万6700円の負け
2月10日(火)は25万4000円の負け ということになっております。
いやー、本当に困りました。
まず、今年に入ってから本当に不思議なことに、私が勝負した本命の複勝回収率は103.7%でプラスなんですよ!
そして、枠連、馬連、ワイド、三連複、三連単も買っていますが、これらは差し引きでほぼプラスマイナスゼロなんです。
ということで、今年の負けはほぼすべてが単勝で負けてしまっているということになっております。
こんなことは初めての経験ですね。
単勝だけ大幅に負けてしまっております。
さて、そんな2026年となっていますが、負けてはいるものの、この週で得たものも大きいと考えています。
さらに、負けていますが、今年はかなり飛躍できる年なんじゃないかという手ごたえのある週となりました。
「何を言っているんだ!」となると思いますが、どういう手ごたえを得ているのか、ということを説明させていただきます。
そして、何を修正するべきなのかということもお話いたします。
▶ あわせて読みたい:競馬の荒れるレースの見分け方|飛ぶ1番人気を見抜く2つの指標



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